【裏話】遠方ではレンタカーで張込み&尾行

 業界裏話

車で尾行する、車で張り込むのに1番怪しまれないのは?
■ 業界裏話
今日は別れさせ屋・探偵業界の裏側を少し記事にしてみます。

弊社は昨年に1作業単価を10万円→5万円と半額にしたので、経費削減の意味もあって調査方法・時間などはかなり変化しました。
(参照:【更新】別れさせ屋の料金・1作業=5万円

経費面では依頼料金に関わる事なので重要です。大阪や神戸・東京・名古屋などの依頼が多いエリアでは他の現場と同時進行で予定組することがあり費用は計算しやすいのですが、遠方地の調査・別れさせ作業では「出張費・滞在費」を含めて1作業単価を出しています。

その為、作業に何人が関わるのか?で費用は大きく変わります。新幹線・飛行機のチケット代が1人なのか?2人なのか?3人なのか?では大きく違いますよね。

そんな経費の一つに「調査車両」があります。
基本的には遠方ではタイムズなどのレンタカー・カーシェアを利用しています。恐らくは業界的にも多くが遠方作業ではレンタカーだと思います。

なぜか?

それは調査スタッフの疲労削減が目的です。
例えば福岡県・熊本県から「別れさせたい」の依頼が入ったとしますね。その作業には現地スタッフを動かすにしても責任者・調査に長けたスタッフを派遣するので、車で自走(600km~700km)も走っていけば疲労困憊となります。

事故するリスクも増えますし、疲れていると集中力が下がるので”失尾”と言って尾行を見失ったり・張込みでウトウトしてしまい…。対象者が出ていくのを見落とす原因にもなるのです。

経費面で考えると1台の車で2人~3人を乗せて現地入りすれば移動経費(新幹線など)は安価に抑えられるのですが、疲労による作業失敗のリスクを考えると、高くても新幹線などを利用して現地入りすることを基本としています。

その為、現地で車を借りて張込み・尾行することが多いですね。

* レンタカーのあるある
同じ現場で、翌週~翌々週に同じレンタカーを借りた場合。車に傷が増えていることがあります。「雑」に扱われているのだなぁと悲しくなりますので、借りた車とは言え愛着をもって利用して頂きたいですね。

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