依頼前の知識・対象者の画像をどう扱っているのか?
■ 重要なこと(対象者の画像)
別れさせ屋に依頼する際、必ず業者から「対象者の画像はありますか?」と尋ねられると思います。この時に何も考えず画像を提供してはいけないので「使用目的」を確認しておきましょう。大切なのは携帯紛失、盗難、対象者に見られたら?、誤送信したら?と考えることです。
* 画像の種類
① SNSに掲載している画像(公開)
② SNSに掲載している画像(非公開)
③ 卒業アルバムなど
④ デート中、一緒に撮影した画像
⑤ 友人から送られてきた画像
<説明>
① SNSに掲載している画像(公開)
・誰でも見れる画像だと正当性はあり言い訳は多いです。
② SNSに掲載している画像(非公開)
・その画像を持っているのは特定の限られた人(依頼者が含まれる)
③ 卒業アルバムなど
・その画像を持っているのは特定の限られた人(依頼者が含まれる)
④ 友人から送られてきた画像
・その画像を持っているのは特定の限られた人(依頼者が含まれる)
⑤ デート中、一緒に撮影した画像
・その画像を持っているのは限られた人(依頼者)
このように「なぜ、私の画像を持っているの?」と出元が直ぐに特定されますよね。なので、作業開始前に依頼者から預かった「対象者の画像」と言うのは、対象者を撮影する(面取り)為に使うのが一般的です。その自社が撮影した画像を今後は「対象者の画像」として使うようにしています。依頼者から提供された画像を作業現場で使うのは危機管理が低いと考えられますのでご注意ください。
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1回目の作業で調査スタッフが対象者を探す。この時に用いるのが「依頼者から提供」の画像となります。
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こんな感じでデート時に撮影した画像ですと、この写真を持っているのは?と簡単に依頼者が特定されてしまいます。
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なので、対象者の出勤・退勤を追跡して「対象者を撮影」して、その画像を作業用に利用しています。
● 対象者のデータを削除するタイミング
弊社では解約時に「解約確認書」を発行して署名を頂きますので、その手続き後14日以内に全データを削除しています。書類上は14日以内としていますが、実際には解約日にデータ削除を行っています。
● スタッフのルール・画像保存は厳禁
作業スタッフは対象者らの画像を保存することは厳禁としています。1度見たら記憶する、記憶が薄れたら画像を見て記憶を戻す。スマホらには保存しないとしています。人が多いビルでの退勤時の尾行は特徴がなければ見失う可能性が高いので、身長・持ち物・歩き方の癖・動線を記憶しておくことも重要です。よって、依頼者から提供された画像を現場スタッフが使い続けることは基本的にはありません。
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