私が10日戎に行かない理由
■ 10日戎をご存知ですか?
「商売繁盛で笹持って来いっ」の声は10日戎ですよね。大阪や関西だけでしょうか?大阪では「えべっさん」として1月9日.10日.11日に戎神社で行われる祭礼です。私の周りでは自営業・会社経営の方は高い確率で行かれています。
● 私が10日戎に行かない理由
商売繁盛は会社を経営する上で大切なことですが、別れさせ屋のような恋愛トラブルのビジネスでは必要以上に儲ける必要はないと考えています。10年前位は何度か10日戎に行ったこともあるのですが、やはり「儲かる」と言うのは恋愛トラブルが多いということです。世の中の不幸、恋愛で悩める方が多ければ良い、と感じるので声を大きく「商売繁盛」とは言えませんし、言う気もないです。なので、利益は必要ですが神頼みしてまで儲ける必要はないと思っています。
● 別れさせ屋への依頼
仕事として運営してますので、売上・利益は必要ですが、恋愛の悩みを増やすよりも、私たちは恋愛の悩みを減らすために存在しています。この考え方が基礎にありますので、弊社では「依頼の価値」として依頼する必要のない対象者と感じれば「価値はないですよ」とお伝えしています。それで依頼を辞める方も居られますし、依頼される方も居られるので、あくまで自己意思で必要性・価値観を理解してご依頼して頂くようにしています。押し売りや勧誘を厳禁とする部分ですね。
弊社が営業時間外に頂いている「着信履歴」に折り返しの電話をしないことも上記理由からです。お客様を追い掛けず、私たちは定位置に留まっているので必要と感じられたら再度電話されたり、来社されるので電話・メール・LINEでの催促をしておりません。ただ、相談者の中には「最近、どうですか?」と業者から連絡があれば親切と感じたり、「自分の事を気にかけてくれる」と考える方も居られるのですが、それは違います。あくまでビジネスであり、その関係性は依頼と売上なので親切ではありません。仮に親切で連絡するような業者があったとしても、その行動はよくないと思います。1件の事案に対して個人主観が入っているので、仕事・自分の切り分けができていないからです。
● 恋愛を神頼みしますか?
神社仏閣は「御礼」として伺いますが、恋愛的には願うだけの行動は間違いだと思います。復縁を願っていれば、その別れた原因を考えず・別れた原因を修正せず、神社に行って100円・500円を投げ入れて「復縁したいです」は無責任な行動ですからね。先ずは、自分でできることを精一杯考えて、それを取り組んで、自分の中でや「やりきった」と感じたら挨拶に行けば良いと思うのです。これはA型・AB型の男性に多いのですが、別れた原因を解決せずに「頑張った」と間違った取り組みを評価しているケースがあります。その一つが遠くの神社まで伺って願ってきたから大丈夫と処理される方です。一見して女性の行動に思えるのですが、復縁を考える男性に多いですよ。