別れさせ屋、探偵の経験10年より国家資格1つが認められる

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資格勉強
経験より資格で見られる
私は以前から経験よりも「資格」を薦めているので、スタッフには学費負担をしてでも宅建士・行政書士などの資格受験を薦めています。業界だけで考えれば無資格で働けるので「結果」を残せば認められますし、報酬も高くなります。ですが、それは業界内に限った話ですからね。別れさせ屋の会社で生涯通して働くことはないでしょうし、お勧めできないので先々には退職する方が基本です。その退職から新しい仕事を探して、書類選考・面接になったら…。

人事担当が履歴書を見た印象
職歴の欄に「別れさせ屋」とあれば、基本的には弾かれるので大きな会社・真面目な会社・コンプラを重視した会社であれば面接に進むことも難しいでしょう。ですが、この経験を生かすには「資格」なんですよ。心理カウンセリング、恋愛相談などの民間が出している資格は論外です。雇用時に武器になるとは思わないでください。大切なのは国家資格で世間に認められた資格を持っているのか?ですからね。この資格を取るには法律・判例などを学んでいますので、社会通念上の基礎的な法律解釈ができる方と認めて頂けるのです。なので、宅建士などの資格を持っている人が探偵業・調査業・別れさせ屋に携わっている価値観、無資格で経験だけの人だと雲泥の差があると思いますよ。

別れさせ屋の社長が推薦する国家資格
以下を所有していれば再就職に役立つことが多いですし、開業することも、大手企業への就職も見えてきます。別れさせ屋や探偵業は中学卒・高校卒の方が多いのですが、学歴を見られて大手企業が面接しないのではなく「学びができる人なのか?」を判断する一つの指標として学歴があるだけです。差別ではなく区別ですね。なので中卒・高卒からキャリアUPを目指すには何かを学んで、学んだ形として「国家資格」を取ることが望まれます。

宅建士(合格率16%)
② 行政書士(合格率10%)
③ 社会保険労務士(合格率4%)
④ 司法書士(合格率3%)
⑤ 弁理士(合格率6%)

別れさせで働いた経験のメリット
特殊な仕事に携わるのでメリットは大きいと思います。その部分を経営者的に並べてみますね。浮気・不倫を毎日見ていると「人間不信になる?」と思われがちですが、実際にはなりません。人の裏切り・隠し事があって当たり前の仕事なので、真面目そうな人が浮気、隠れて近い人と不倫、結婚式の打合せ後に不倫、ホテルで浮気相手の前で授乳など。非日常が起きていますからね。燃えている部分だけを正解と考えていれば、人間不信になると思いますが、やはり人間には裏があるので、そこを理解すれば「この人の真意は?」と考える癖がつきますので営業職・人事課・役職に求められる経験や知識が身についていると思いますよ。

・行動の裏側を見ようとする
・言葉の裏側を見ようとする
見えていることが正解と考えない
・探求心
・無いものを作りあげる意識
感情移入せず割り切って取り組む
・時間の使い方
・段取りよく進める意識
・人の心を動かす技術、など

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