愛犬との別れで思うこと

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みなさんはペットを飼われていますか?
親が飼っていた、家族が飼っていたではなく、自分が世話をして飼われていたらペット的な「飼う」と言う感覚はないですよね。兄弟であり、子供であり、友人なので深い関係にあると思います。世間的には「ペットロス」と言う言葉があり、愛犬が居なくなった喪失感を表現するのですが…。そんな言葉で整理できない位に寂しい思いです。実際、私も愛犬が5月に亡くなってから「もう居ないのかぁ」と考えると寂しくなったり、涙が出そうになるのを繰り返しています。

そうやって愛犬との思いを振り返るとですね。
やはり「命」と言うのは限られたものですから、出会ったら、その時点で既に「死」に向かっていると考えておいた方が良いです。これは人間も同じです。生きている物は全て限定的ですから、限られた時間を生きています。その限られた時間を共有して過ごしているので、1分1秒でも無駄にせず「愛している」にストレートで良いのではないでしょうか。

愛犬の愛情表現を見てください。
飼い主が家に帰ると全身を振りながら「会いたかったよ」と伝えてくれますよね。何の見返りもなく愛してくれているのです。寝る時も、起きる時も、全てに「一緒に居たい」と接してくれています。だけど人間はどうでしょう?恥ずかしさ、遠慮、見栄があるので自分の思いをストレートに伝えようとしません。我慢して自分を押し殺して生きている人が多いのではないでしょうか。だけど、そんな過ぎた時間はもう戻らないのです。明日、明後日、来月、再来月、来年になれば「過去」である「現在」の接し方に後悔することもあるでしょう。恋人が事故で亡くなるかもしれない、自分が事故や病気で生きていないかもしれない。父親・母親が亡くなっているかもしれない。それが現実です。時間とは冷酷に確実に1秒ずつ過ぎています。

無償の愛。
相手に見返りを求めず、純粋に人を愛せていますか?「愛されたい」とその気持ちを相手に押し付けていませんか?恋愛と言うのは相手と時間・気持ちを共有するものですから、片方だけの都合で振り回すのは先の無い関係になってくるでしょう。恋人を愛すには過去を受入れて、どんなにマイナスな出来事があったにしても「過去があるから今がある」と接してあげましょう。そうすれば恋人の親にも感謝できると思うのです。1年に1度の誕生日を「おめでとう」と祝うのは10歳~22歳で卒業して、大人になってから誕生日は「ありがとう」の気持ちで接せられると相手に気持ちが伝わりやすいと思いますよ。見返りとは無意識のうちに出ていることがあり、本当の意味で「無償の愛」は親が子に接する態度に限られるのかも知れません。しかし、愛犬が接してくれるように心を素直にする事でもっと相手に伝えられることもあると思いますよ。

■ 補足
2008年8月15日~2021年5月27日まで4668日も生きてくれた愛犬 銀次郎クン。絶頂期は16kgも体重がありドッグランでは大型犬とばかり仲良くしてました。体調を崩してからは7kg台まで痩せてしまったのですが、最後の最期まで「生きる」と頑張ってくれたのです。本当に強くて自慢できる相棒です。私は父親の葬式の日に産まれたので、父の顔を見ることも、抱っこされることもなく育ったのですが「家族」と言うのは母であり兄弟であり、一般的な父母子の関係を知りません。それでも、別れさせ屋を経営する中で妻が妊娠中・産後間もないけど不倫している夫を見ていたら「父親としての資格はない」と思っています。こんな父としての責任を全うせず浮気・不倫を繰り返す方は、きっと失ってから寂しさを持ち続けて後悔すると思いますよ。子供は幼くても母の苦労を理解してますし、「負けてたまるか!」と心の奥に何かを持ち続けるのです。家族とは弱った時に支え合い、嬉しいときは共に喜びを分かち合える関係です。存在を当たり前と思わず、存在を大切に接していけば寂しさを持ち続けることはないでしょう。ちなみに、愛犬家でない方は「たかが犬」と思うことでしょう。しかし、命とは動物的な形は違えど気持ちは同じですよ。その心を理解できない方は動物も、人間も心を理解できないので身勝手な生き方になっているのではないでしょうか。
(記事:URAKAMI)
愛犬の銀次郎

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