3月14日のホワイトデーと義理チョコ文化の廃止

 勝てる恋愛テク

■ 義理チョコの文化
2月14日に「義理」として渡されるチョコレートなどは、その裏側に「お返しは何かな?」があれば、完全な下心であり日頃の感謝・御礼としての義理ではないように思います。私は以前から「廃止」を言っているのですが、それでも周囲では義理チョコ・義理返しが定例的に行われています。無駄ですよね。買いに行く時間の無駄、商品を選ぶ時間の無駄、そこに何らか期待をしてしまう非モテ男の期待があれば「期待するだけ無駄」となります。

● 本命への気持ちを誤魔化している
「告白」や気持ちの伝達として2月14日・3月14日を利用するのでしたら、義理として渡す母数を増やすのは誤魔化しですから、本命の貰う側としても、告白側の100の気持ちが分散されて1~99のどこか不満足な印象を持たせてしまいます。本気の気持ちでしたら”1点集中”で良いと思いますので、恥ずかしい・照れ臭いと誤魔化すのは良くないと思います。

● モテたいと努力する
最近の日本は弱者救済の意識が強すぎるので、なんでも弱い物を助けようって意識が働きます。これは間違いではないのですが、弱いもの・弱ったものを助けるのは「再起」させる必要があり、弱ったままの状態を維持継続されるのは解決ではありません。義理チョコは大きく言えば非モテ男の「モテたい」と言う願望を削いでいるので、モテる男性が100を貰って、モテない男性は0と言う勝ち負けの原理原則で良いのではないでしょうか。モテないから…と0を1にして貰っても「情け」の義理ですから、そこを恥ずかしいと思う男性でないと、非モテ期は抜けだせませんよね。義理チョコの文化は日本人をダメにしているばかりか、恋愛意識の低下を作っているので渡さない・貰わない・お返ししない。で良いと思いますよ。

例えば、女性が紙袋いっぱいに入ったチョコレートを男性陣に配っているとします。それだけの費用を使っているのも申し訳なく、それを買いに行ってくれた時間にも申し訳ない。誰かが「もう義理チョコにお金は使わなくていいよ」って言わないと、その悪しき文化は無くならないでしょう。その義理チョコを人間関係の維持・継続に必要と思っているのも、男女差別に繋がる部分ですし、会社の上限関係での忖度にも影響してきます。”2022年から義理チョコは廃止!”って言えば良いのですが、それを言うと変人・変わった人だな。と後ろ指をさされるので誰もできませんよね。ですが、本当の意味での「告白」とした14日ならば、義理を0にして、本命100にした緊張感・想像・イメトレがあるからこそ、受ける側も緊張感・想像・イメトレをして待てることから「大切にしたい」と言う恋愛感覚が芽生えやすいのではないでしょうか。
(記事:URAKAMI)

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