愛と恋の「心」がある場所
■ 心の位置
愛では「心」が中心にあり、恋では「心」が下にあるので、恋の始まりを下心と揶揄するケースがあります。男性だと性的な意味合いの下心(下半身)が強いので、エッチ目的だけで関係を築こうとした理、関係を維持しようとすることがあります。女性的な下心と言うのは利用により考えることがあり、お金・肩書や利便性から男性との関係を作ろうとアプローチする方を「下心が強い」と言ったりします。
では、下心はダメなのか?
そんなことはありません。関心を持たれない人よりも、エッチ目的・利用や都合で関係を作りたい!と意識されることは「魅力」の一つですから、自信を持って良いと思いますよ。下心から始まった「恋」も会う回数が増えれば、心の位置は上がっていくので「愛」へと変化することも多いですからね。他人と他人が出会って直ぐに愛になる方が不自然ですから、恋が深まって愛になることの方が自然な流れではないでしょうか。
この魅力に関して、男性が男性を指す際に「お前は社長だからモテる。会社員ならモテない」と言ったり、「お前はお金持ちだからモテてるだけ」と嫉妬のような意見を言う方も居られます。これは違いますからね。そんな方の意見は無視してOKです。気に留める必要もありません。男性的な価値として「リスクのある生き方」をしていれば、モテるのは当然だと思いますよ。経営者に限らずお勤めの方でもリスクを負わずに生きている方よりも、リスクを覚悟してハイリターンを求める生き方の方が、失敗しない方法・成功する道順を考えているので、この意識がモテる要素となっています。お金を持っているから?ではなく、お金を稼ぐ力があるからモテる。これは原始時代だと大きな獲物を獲ってこれるか、獲れないか、の違いです。生きるために必要な力を女性は見抜くのです。
だからこそ、女性が男性を「下心」であるお金や肩書などから、男性へとアプローチするのは良いことです。逆に言うと、女性は男性から下心が見られているので、そこを「エロいだけ・可愛いだけ」と負け惜しみを言っていれば成長はありません。自身が劣っていると感じる部分を放置して、人の評価ばかりを付けているようではモテる要素がありませんからね。男性もエッチ目的で単純だと見えてますが、実際には内面を比べているので、下心から口説かれて、本命になれないのは「原因」があるからですよ。なので、下心から愛へと変えるには「心」の位置をUPさせるだけの、魅力や価値観・都合を高めないと単に好き・愛してる。だけでは変えられません。
(記事:URAKAMI)