日本の離婚データから「離婚できる夫婦なのか?」を考える

 別れさせ・復縁事例地域別

■ 離婚件数
厚生労働省が開示しているデータによりますと、国内の離婚件数は20万8000組を前後しています。2002年に28万9836組の離婚があり、そこから減少傾向にあるようです。ただ、離婚が減っていると楽観しすることはできません。人口も少しずつですが、減少傾向にありますので「離婚率」として考える必要がございます。その離婚率で考えると減少傾向であるものの、少し高くなる年もありますので、一概に離婚が減っているとは言えません。

そんな「離婚」の離婚率が高い都道府県はどこ?
上から高い順に並べてみますね。

1位:沖縄県
2位:福岡県
3位:宮崎県
4位:北海道
5位:大阪府
6位:鹿児島
7位:高知県
8位:香川県
9位:和歌山県
10位:大分県

42位:島根県
43位:石川県
44位:山形県
45位:秋田県
46位:富山県
47位:新潟県

太平洋側(南国)が離婚率が高くて、日本海側が離婚率が低いとデートになっています。これは雪国なので「耐える」の感覚が強いことも影響しているのではないかと推測します。平均温度が高い南国では少なからず心の開放(油断)があり、浮気・不倫になりやすい環境もあると思いますよ。

● 離婚率の高い年齢
<女性>
1位:30歳~34歳
2位:25歳~29歳(男性は3位)
3位:35歳~39歳
4位:40歳~44歳
5位:45歳~49歳

<男性>
1位:30歳~34歳
2位:35歳~39歳
3位:25歳~29歳
4位:40歳~44歳
5位:45歳~49歳

● 子供の有無・離婚率
一見すると「子供が居ない」方が離婚件数は多いように思いますが、実際には「子供が居る」夫婦の方が離婚件数は多いです。また子供が1人だと離婚件数は高くなり、子供が2人・3人と増えると離婚件数が減っているデータとなっています。この事から考えますと、離婚には子供の世話・教育が離婚には大きく影響しています。
同時に、持家・賃貸や健康面・年齢や地域と合わせて考えれば、離婚に対する敷居の高さも想定できますので、現時点で不倫関係にある方は出身地や子供の有無・年収から想定される生活水準で離婚できる夫婦なのか?を検討されては如何でしょうか。
弊社では、「別れさせたい」と浮気相手の立場となる方からお問合せを頂いた際、直ぐにこの計算から「離婚できる夫婦なのか?」を検討させて頂いています。夫婦間の恋愛感情が無くなっても、責任・使命から夫婦を続けるケースもあり、その責任をお金(生活費・養育費など)で解決できる夫婦は離婚に向きやすいと言えます。
(記事:URAKAMI)

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