愛のない人生とは?・NO LOVE NO LIFE
■「愛」を考える
恋と愛の違いをご存知ですか?恋愛として1つで考えることが多いのですが、恋・愛には大きな違いがありますからね。以下をご覧ください。
↓
① 恋とは
自分が相手を好意的に思う気持ち
(一方通行)
② 愛とは
自分が相手を思い、相手も自分を思う気持ち
(通いあっている)
③ 恋愛とは
男女が相手を恋い慕うこと。と広辞苑にありますね。
私は「愛」が大切だと思いますので、クリスマスも近いので愛について書きたいと思います。
NO LOVE
NO LIFE
愛のない人生は刺激もなく、生き甲斐を失いやすいです。なので、どんなことにも「愛情」を持って接することが自分にとってより良い生き方であり、良い人生を過ごすには必要不可欠であると考えています。だから高齢の方でも何かに愛を持っていれば活気があり若々しいですからね。
では、愛は恋愛だけなのか?違います。
● 愛とは
① 恋人を愛する
② 動物を愛する
③ 故郷を愛する
④ 趣味を愛する
⑤ 仕事を愛する
⑥ 家族を愛する
⑦ 仲間を愛する
⑧ 持物を愛する
⑨ 空想を愛する
⑩ 現実を愛する
色々な「愛」がありますので、日本が好きだ!大阪が好きだ!は③の愛国心であり、故郷愛なので皆さまが持っておられる「愛」ではないでしょうか。犬・猫が大好きで生き甲斐にしている方だと②となりますし、私は愛犬家なので犬と動物ではなく、家族であり友人であり仲間だと思っています。
⑤は残念ながら…仕事が嫌い!なんて方も居られますからね。
今までの人生で楽しい仕事で出会ってないだけで、これからの人生できっと「大切な仕事」と出会いがあると思いますよ。その為には、今できることを精一杯する事でイヤな仕事も「経験」となり、その経験が将来に生きてくる筈です。
ちなみに私の場合。
仕事は生きる上で必要なのてしてますが、それ以上に「愛」があるから続けられていますよ。毎朝、会社に来るのが楽しみですし、仕事終わりは「今日も沢山がんばった」と思いますので、幸運なことに「大切な仕事」と出会えていると感じます。多くの経営者は同じだと思いますが、趣味は何ですか?と聞かれると「仕事」も趣味の一つに入ってくるのではないでしょうか。
では、④の趣味だと?
人生を掛けてまで愛せる趣味は多いじゃないですか。命懸けで山登りしたり、バイク・車でレースしたり、台風の時に大きな波に挑むサーファーも同じで「愛」がないと出来ないことです。楽しいから。だけでは続きませんし、その趣味に対して時間を使うのは「愛」があるからこそ。
だから恋愛でも浮気・不倫・本命を問わずに「会いたい」と思って自分の時間を使ってデートしたり、抱き合ったり、たまには喧嘩したりするのです。だけど愛があるので喧嘩しても仲直りして、「会いたい」となり、何事もなかったように会えますからね。趣味も同じで、イヤな思いをした。理想通りの結果にならなかった。悔しい!だけど「また行くぞ!」ってなるのは愛なので、恋人・家族に会いに行くのと感覚は同じと言えます。
究極の愛は?と聞かれると、⑥の家族愛です。
母親が子を愛する気持ちは”無償の愛”として見返りなく愛しています。子供がトイレをおもらししても、泣いても、言うことを聞かなくても、万引きしても補導されても、喧嘩しても、バイクで事故しても、どれだけの事があっても「大切な子」なので死ぬまで愛し続けてくれます。
これが究極の愛ではないでしょうか。
やはり、恋愛と言うのは他人・他人との出会いなので、深まるまではどこかに「損得勘定」が隠れていますよね。男性だと性的な魅力から誘ったりするのは恋愛ではなく性欲に対する「損得」が発生しています。誘って口説くまでの時間・投資は幾らなのか?それは繰り返しできるのか?を費用対効果で考えていれば損得勘定です。
母が子を思うような無償の愛ではありませんよね。
人を愛する。愛したい。愛されたい。と考えた場合。
母親が子を育ててくれた思いを感じながら、自分は相手に対して”無償の愛”で接しているのか?をよく考えてください。そうすれば損得勘定があれば、そこに本質的な愛は薄いと思いますので、見返り無く愛せるのか?愛されているのか?を考えると、その恋愛の将来性は見えてきますよ。
(記事:URAKAMI)
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