心の天気予報は正解率60%を超えてますか?
暖かくなってきたな、と思えば、肌寒い日に逆戻り、晴れているな、思えば、急な雨や風。さっきまでご機嫌、と思えば、急に泣き出す、テンション高いな、と思えば、些細なことで口も聞けないほど落ち込む。春の変わりやすい天気のごとく、コロコロ女性の心境が変わることを、「女心と春の空」と言うことがあるそうですよ。
このような話を聞くと、男性の皆さまは、「やっぱり女心はわからないから、当たり障りなく接するのが1番」と、お相手の気持ちを理解することを放棄していませんか?いやいや、心が変わりやすいからこそ、男女関係のバランスをひっくり返す、もしくは前進させる、離れさせる、チャンスではないですか。
確かに、春は女性に限らず男性も、心境の変化が起こりやすい時期と言えます。春と言えば、お花見に歓迎会、新たな出会い、新しい職場環境や生活環境と行事や環境の変化が多くあります。ここで1つ言えることは、当たり前のことですが、人のテンションは上がれば下がるということです。お花見、歓迎会、新たな出会いなどで、ウキウキ気分になれば、その後は「祭りの後の静けさ」のように心にポッカリ穴が空いたようになる、もしくは退屈な現状や受け止めなければならない現実を目の当たりにし、「はぁ」とテンションは低めになってしまうのではないでしょうか。
この心境を食欲に例えますと、
テンション高→満腹
テンション低→空腹
と言えるような気がします。
つまり、テンション高(満腹)=心が満たされている時は、もう食べられないわけで、“あなた”という食べ物を特に必要とはしていない傾向にあります。“あなた”が付け入る隙があるのは、テンション低(空腹)=心が満たされていない時で、お相手の寂しさや不満を吐き出したい気持ちを利用してグッと心の距離を詰められるのではないでしょうか。
ただ、気になる異性もしくは異性のパートナーとの心の距離が離れすぎている場合。テンション低の時に近付いても「うっとうしい」となるだけですので、この場合は、接触しやすいテンション高の時に好感度をアップしておいて、テンション低の時に攻めるという、テンションの違いによって対応を変えることが効果的でしょう。また、お相手と別れたい方は、お相手のテンション高の時のほうが、あなたへの依存度が低下傾向にあるので、自分から一気に気をそらすチャンスであります。
たいていの人は、毎朝欠かさず天気予報をチェックします。天気や気温の変化が激しい春先などは特に注意しているのではないでしょうか。ですが、意中の異性の“心の天気”は毎日欠かさずチェックまたは予想していますか?
弊社に相談に来られる依頼者様の話を聞いていると、あまりチェックしている様子は見受けられないように思いますが。相手のその日のテンションもわからずに自分の意向を貫こうとしたところで、傘を持たずにどしゃ降りの雨の中に飛び出して行くかのごとく、結果は見えているような気がします。
● 人の心は「行動」に出ている
ビジネスマン、営業経験者であれば「心と行動」ってある程度は読めますよね。読めない人は仕事もできない人だと思います。心を読めるので、その人の心を誘導して「欲しい」と思わせるので「売る」が成立します。この過程には会話だけではなく、清潔感・敬語・表情など。色々な5感の刺激から判断してますので、口臭がタバコ臭いって営業的には損してますよね。
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<恋愛を構成する5つの感覚>
① 視覚
② 聴覚
③ 嗅覚
④ 味覚
⑤ 触覚
恋愛の初期段階では①②により第一印象から判断されています。清潔感、声の高い低いがそうです。同時に小刻みに震える癖や時計を機にする仕草などは「見える」嫌われる行動といえます。このように人の本音・本心と言うのは行動に出ていますので、好きや好感と言うのも仕草に出ていると思って行動をよく観察しておきましょう。これをせずに「機嫌はどうなのかな?」って顔色だけを伺っても正しい情報収集とは言えませんよ。