「ホレ薬」は存在するのでしょうか?
みなさま、今年のバレンタインはいかがでしたか?
「今年も義理チョコ以外、何も特別なことはなかった」
街行く浮かない男性の顔を眺めていると、そんな声が聞こえてきそうです。
一方の女性は、
「今どきチョコを渡して告白するなんて古臭くてできない!」
「大好きなあの人にチョコを渡したけど、私のことどう思ってるの?」
と、恋が実らずヤキモキしている方も多いのではないでしょうか。バレンタインが終わったからといって、恋愛のチャンスを諦めてはいけません。バレンタインを機に、気になるあの人の好きなお菓子や食の趣向、恋愛ステータスなどがわかったところで、今度は自家製「ホレ薬」で勝負してみてはいかがでしょうか。
「ホレ薬」とは、見て字のごとく、もらったその人を好きになってしまう薬です。ですが、何か媚薬のようなものを食べ物に入れるのではなく「想い」を入れます。効き目は即効性があったり、じわじわ効いたり、人によって効果が違ってくると思います。例えば、よく大阪の人が使う「飴ちゃんあげる」は、初対面などで相手の懐に飛び込むのに有効です。小言交わすきっかけにもなるし、「あなたと仲良くなりたい」という思いが重くなく伝わるのではないでしょうか。
その他、お相手の異性が
・眠そうにしていたら、眠気覚ましのガム
・疲れていたら栄養ドリンク
・地方の名物などを食べたがっていたら覚えていて、行った時に買ってくる
・ひとりで休憩していたらドリンクを差し出す
・夜遅くまで残業していたらお菓子の差し入れ
など、お相手の心の中で「私のことをいつも考えてくれるんだ」と思わせるような食べ物や飲み物のプレゼントを積み重ねていけば、あなたのことを意識せざるを得なくなってしまうでしょう。気になる異性とある程度親しい中になったなら、お相手の好みを踏まえた手料理や食事への招待など…
「これ好きなんだ」
「前から食べたかったんだ」
といわれるようなサプライズや感動があなたへの好意に変わっていくと思います。仕事で疲れて家に帰ったら、温かいごはんが用意されていた、なんてことがあれば誰でもジーンと来てしまうのではないでしょうか。
ですが、出会った頃は、飲み物や食べ物などを差し入れしてくれて、手の込んだ手料理も作ってくれたけど、最近は差し入れもないし、ごはんを用意してくれたと思ったら、レトルトやコンビニ弁当ばかり。になってしまうと、それは「ホレ薬」でなく「別れ薬」になってしまうので、ご注意を。