2017年(平成29年)の離婚件数
厚生労働省が開示したデータ
2017年(平成29年)は21万2000組が離婚したそうです。婚姻が60万7000組なので、婚姻3組に対して1組の離婚となりますね。これは通年と大きく変わらない結果です。
私は離婚・別れに関係した相談業務なので、その裏側をよく見ています。
なぜ離婚するのか?
なぜ離婚したいのか?
これって一般的には「浮気相手がいるからでしょ」ではないでしょうか。勿論、そんな方が多いのは事実です。ですが実際には家庭内のトラブルが先で浮気・不倫が後になっているケースも多いんですよ。民法上は「不貞行為」として前後を問わずに浮気は浮気ですよ。ただ恋愛感情・夫婦円満・復縁として考えると法律的な事では解決できません。やはり人と人との繋がりが恋愛なので、浮気や「別れたい」と感じた部分は解決が必要だと思います。
また近年はデジタル化が進んで10年前・20年前とは比較にならない進化があります。これは恋愛にもリンクしているようです。
↓
① 他人と他人の出会い方
② 出会ってから関係の作り方、誘い方
③ 関係維持の方法
④ 別れ際、別れてからの言動
昭和だと①は近距離でしたよね。
平成だと大阪・北海道、東京と沖縄が一瞬で出会いを作れる環境があります。②もそうですね。昭和だと「家に電話」でお誘いしてましたが…お父さんが出たらどうしよう。そんな不安を持って誘ってました。しかし!現在はスマホを指先で触って「明日は暇?」なんて簡単にお誘いができるのです。この感覚で人と人が出会うので出会い・恋愛・別れに対してアナログ時代よりも意識は低くなっていると感じます。
次、
イヤだったら次、
そんな感じで恋愛したり、結婚・離婚している人は増えていると思いますよ。なので今後5年・10年先の将来はですね。離婚に対しての意識はグーンと下降しますし、結婚する人が減るのではないでしょうか。特に都心部では「結婚する意味ってあるの?」と感じているケースは多いです。
時代がどう変わっても、人を愛する気持ち。
これは「見返りを求めない」で接してほしいと願います。
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