指先で「好き・さよなら」を伝える感覚ってどうですか?
■ 「好きです・さよなら」を指先で伝える時代
スマホになったから…ではないと思いますが、最近の出会い~別れはシンプルになったと思います。人と人との繋がりが少なくなった気がしますね。便利になれば住みやすくなるのですが、過去に大切な何かを忘れているような気がします。今後の5年後・10年後って更に進化して、人の動きを簡素化した時代となっているでしょう。その時に、恋愛の意思表示ってどう伝えているのか?
↓
・告白
・付き合いのスタート
・嫉妬、束縛
・口げんか
・別れ
・復縁
・プロポーズ
・結納
・結婚
・離婚
これらの恋愛経過で、「別れ・復縁」までをスマホで済ませようとする人も増えました。メールのテクニック、ラインで送信する文章のテクニックだけで恋愛を達成させようとする。また受信側も、その内容だけで恋愛意識を持ってしまう。感覚が変わってきているのは現実です。昭和後期の発想だと2017年~2030年の恋愛には付いていけないのでしょう。私達よりも20年・30年前の先輩達がポケベル・携帯・メールにインターネットを受け入れるのに時間が掛かりました。
その感覚と同じかもしれませんね。
昭和初期~中期だと、恋文・文通から意思表示が始まってデートに誘うにも恐々と家に電話する。21時以降は「夜分に失礼しますと○○さんは居られますか?」と電話していた時代。今は、23時・24時・25時でも指先で「今度、ご飯でもどう?」と気軽に意思表示が可能です。
故に、デジタル時代だからこそアナログ対応が求められている。と思いますよ。礼儀や節度の中に、人間性が表れる思います。時代が簡素化して人の行動を少なくしようとする方向に進んでいます。だけど、敢えて手の掛かる行動・手間を掛けての行動に価値を求められる部分が出てくると思います。
喧嘩
復縁
恋愛
メールやラインで言えることも、車を走らせて会いに行って5分で帰る。そんな意思表示にこそ ”愛情表現” がありますからね。