資格取得を会社が推薦したり、費用負担する理由
■ 資格取得の話
弊社ではスタッフに対して「国家資格」の取得を推薦しています。なので、その取得に掛かる専門学校・教材の費用を50%~100%負担したり、試験勉強に必要な時間確保として休暇(追加の有給)を作ったりしています。これはWEBサイトにも案内させて頂ています。
(参照:求人案内のページ)
勿論、これは強制ではありませんので「希望」があった場合です。
会社から強制して資格取得を推し勧めていることではなく、あくまで自身が関心・必要を感じて申し出ていれば一定ラインを超えたスタッフには皆が平等に持っています。そんな「資格取得制度」をなぜ推薦しているのか?を改めて説明しておきます。
● なぜ国家資格が必要なのか?
私は1999年から”別れさせ屋の専門会社”を経営しています。その前は不動産販売会社で営業部長をしており、その会社は後に株式上場しています。そんな立派な会社を辞めて、別れさせ屋を経営してますから表裏の差から世間的な目・評判として色々な経験をしてきました。
別れさせ屋って、お客様からは必要とされる存在ですよね。
だけど、無関係の人からみれば「悪」として誹謗中傷されることが多々あります。ですが、そんな無関係な人の意見は右から左で抜けるので痛み、怒り、悲しみは何も感じません。ですが、別れさせ屋を支援しないのは「身近」である、家族・友人らが多いじゃないですか。そんな身内に「反対」されてしまうのも別れさせ屋の現実だと思います。だから、スタッフと仕事を通して出会ったので、皆が家族だと思い、私が経験してきたイヤな思いをさせたくないので、世間から少しでも認められる人になってほしいと願っています。
その「認められる」は、別れさせ屋・調査・探偵の経験ではないのです。
この仕事を1年・2年と続けても、業界的には「経験豊富」として称えられるのですが、業界を去って異業種に履歴書を送ったり、面接してもらったら?きっと「怪しい職歴」として差別的な態度を出されることでしょう。それは探偵も別れさせ屋も「無資格」で簡単に開業できるので、世間一般から蔑まれるのであり、実際に志の低い人が多いのも事実です。よって反社っぽいなど。世間からは裏路地的に見られるのではないでしょうか。
業界全体を見てください。
弁護士でもないのに法律を語ったり、それっぽい話をする人も居ますよね。「弁護士」って資格があれば仕事ですが、資格もないのに法律を語るのは素人・浅知恵・知ったかぶり、として非常に恥ずかしいことだと思いますよ。真似をしたり、平気でサイトやブログをコピーしたり、自分が元祖と言ったり、自社の経営年数を誤魔化したりと偽物ばかりが集まる業界なので、世間一般の方が言う「あやしい」は正論なんです。
だからこそ、私たちには「国家資格の取得」が必要なのです。
行政書士、司法書士、宅建士。
このどれかを持っていれば、探偵・別れさせ屋で1年2年とやってきた経験は2倍・3倍になって価値観を高く評価して頂けます。資格もなく経験だけでは自己満足であり、その井戸を出れば役に立ちにくい経験ですからね。人間性や経験を知らない人が評価できるのは形である「国家資格」なんです。
なので無資格でできる仕事を無資格で続けるよりも、国が認めた国家資格を持っておくことで、家族・彼女・彼女の親も安心できるので、その恋愛を応援してくれるでしょうし、別れさせ屋を去ってからの再就職でも見つけやすいと思います。
これが皆さんに国家資格を推薦する理由ですよ。
(記事:URAKAMI)
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