42年前の10月9日
1982年(昭和57)10月9日の思い出。
私が母と兄と3人で大阪に出てきた日です。
佐世保からあかつき2号に乗り。
大阪駅まで夜行電車でやってきたんです。
親戚は誰も居らず…。
お金にも余裕なく…。
それでも母は朝早くから夜まで頑張って仕事して私を育ててくれました。なので「小遣いは自分で稼ぐ」と思い小学3年生から新聞配達をしてたんです。
その母は昨年6月末に亡くなりましたが、貧しくても親子って一緒に居れるだけで幸せですよね。
愛犬家ならわかると思いますが、仕事から帰ると飛び跳ねて喜んでくれます。
人間は感情を押し殺すので飛び跳ねはしません。
だけど「近くに居ること」に喜びがあるのだと思います。
本当の幸せってお金や贅沢だけで得られるものではなく、身近に当たり前に過ごしていることが幸せなんです。
先日、電話相談にて「駆落ち」を考えている方と話しましたが、子供よりも恋人を選んでも後悔することばかり。自分の生い立ちを考えると、その中には子供が存在するので、その子供を恋愛の犠牲にしてはいけませんからね。
どれだけ貧しくても親子が一緒にいること。
私はそれが1番の幸せだと思いますよ。
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