危ぶめば恋愛や人生の道は開けません
この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
迷わず行けよ 行けばわかるさ。
この言葉は、プロレスラー、アントニオ猪木氏の言葉です。
プロレス、総合格闘技のほか、実業家、国会議員として新たな挑戦を繰り返し、失敗や挫折をしながらも、自分の思いに正直に勇気を持って行動してきたからこそ、1つの確信を得られたのでしょう。
今まで歩んだことのない場所に足を踏み入れるということ。それは、不安との戦いでもあり、そして新たな発見や領域、自分との出会いでもあります。新たな自分とは、昔の自分が見たことのない世界を知っている自分とでも言いましょうか。1歩踏み出すことで、価値観の変化があり、価値観が変われば、今まで同じ道を歩んでいた身近な人とのゴールの違い、人生観の違いが起こることもあるでしょう。人が共感してくれることや、時には理解されず苦しむこともあるでしょうが、それがよくも悪くも人間社会というものではないでしょうか。
ついてきてくれる人もいれば、遠ざかっていく人もいる。「もし、大好きなあの人に愛想を尽かされてしまったら」と思うと、自分の心の声に対して素直になれないかも知れませんね。
周りの顔色を伺いながら無難に生きていく、人生を諦めて気休め程度に恋愛を楽しむ、自分の思い通りにいかないストレスは娯楽や快楽で埋めていくというのも悪くはないでしょう。今ある人間関係に固執し、別れやすれ違いに対して極端に臆病になりながら生きていくという選択肢もありとは思います。ただ思いますのは、志が低く、何も行動を起こさない状態で、ついて来てくれる人は果たしているのか、ということです。自分が追い掛けている状態では、結局思いや意見も通りませんし、どうしても力関係や主導権も相手にいきがちになりますよね。
今までの道とは、違った場所に足を踏み出せば、どんなに志があっても離れていく人がいるでしょう。ですが、新たな出会いもありますし、自分が恋人や身近な人を含めて全てを引っ張っていく気概なくして、この先どうやって人生を切り開いていくのでしょうか。
恋人や身近な人が、人生という旅をともにするのに適したパートナーなのか、そうではないのか。自分が引っ張っていける人物なのか、そうでないのか。1歩踏み出すことでわかる人間力や人間関係があります。
(記事:スタッフ)