幸せな恋愛生活を送るならマンション、一戸建て?
・マンションがいい!
・一軒家じゃなきゃ嫌だ!
恋人との同棲、引越しを考える時に必ずといってよいほど巻き起こるのが、住居環境に関する論争ではないでしょうか。大阪では、キタ、ミナミの都市部を中心にファミリー向けマンションが増え、一戸建ては主に豊中、箕面、高槻などの北摂地域の分譲が人気のようです。
結婚、子育てを想定したカップルをはじめ、多くの場合は、女性側の意見が優先される傾向があるようです。環境条件は、スーパー近、駅近、都心へのアクセス1時間以内、公園、緑が適度にあるなど。住居の条件としては、マンションの場合はセキュリティ、冷却機能付宅配ボックスや24時間ゴミ出し完備といった快適なサービスと都心に徒歩で行ける便利さ。一戸建ては、省エネや蓄電力、家族団らんを想定した広々としたダイニングキッチン、カウンターキッチン、ウッドデッキ付きなど、女性の働き方に合わせた設計や、理想の生活シーン、生活スタイルをより意識した内容になっています。
どんな家に住めば、幸せで快適な恋愛生活を実現できるのか、を考える時に自分の要望を優先すべきなのか、恋人・配偶者、家族の意見を優先すべきなのか、で悩まれる方もいらっしゃるでしょう。ここで疑問なのが恋人・配偶者、家族が幸せと感じてくれるならば、自分も幸せなのか、ということです。また、住居では、恋人・配偶者と仲良く、楽しく暮らすことが全てなのか、というのもあります。
この点につきましては、自分や恋人・配偶者の日々やこれからの時間の使い方についてもっと考えなくてはならないのではないでしょうか。恋愛や家族団らんは大事ですが、それぞれの仕事や学習、趣味、教養、健康面でのパフォーマンス、場所、そして資金や時間を効率よく配分できるか、など総合的な判断が求められるでしょう。
宣伝広告がうたっている便利さや快適さは、本当に自分や恋人・配偶者の価値観に一致するのか、最も重視する条件は何なのか。結局は、個人の成長と発展なくしては、カップルや家族といったチームの発展もないわけですから、引越しするにせよ、今の住居で生活していくにしろ、ハード面よりも、もっと日々の動き方のソフト面に目を向ける必要があるのかも知れません。
(記事:スタッフ)