「我満」から「忍耐」への転換で明るい未来を描く
・恋人が浮気をやめてくれない
・彼氏と中は良いけどプロポーズしてくれない
・結婚したけど妻は「子供はいらない」らしい
・旅行に行きたいけど、仕事が忙しい人なので我慢
何年も恋人と一緒にいますと、上記のような価値観の違い、行動のすれ違いなどが生じフラストレーションが募ってくることもあるでしょう。それをグッと我慢して関係を続けるのか、それとも「この人とずっと一緒にいることはないな」と別々の道を歩んで行くのか、は人それぞれですが、全ての価値観、行動が一致する恋人と出会える可能性が極めて低いことを踏まえますと、少々の問題で破局していては結局誰ともうまくやっていけないのではないでしょうか。
日本的な考え方の1つとして協調性を重んじる風潮があり、これはしばしば我満と捉えられます。我満の解釈はその人の価値観や状況によってもさまざまなのですが、恋愛では報われることのない嫌なことを受け入れる、が最も合致するように思います。このように考えますと、一時的なものであれば、グッと堪えることができますが、これが恋人のような身近な長期の関係となりますと、限界に達すると回避モチベーションが働きますので距離を取るしか無くなってしまいます。
我満と同じような言葉に、忍耐がありますが、こちらは自分が求める状態や報酬を得るための苦難に耐え忍ぶという意味合いがあるように思います。つまり恋愛におきましても、自分が望むものを手に入れるために、恋人の気にさわる価値観、行動についても耐え忍ぶといいますか、よりよい状況、関係を目指し、自らを鼓舞する、進んで問題に向き合っていくという側面が強いです。
恋人との理想の未来、恋愛で望むものを手に入れるためには、我満ではなく忍耐にウェートを置くことです。そのためには、求めるものを強く望む心と問題に立ち向かっていく肯定的な行動がポイントになってくるでしょう。
（記事：スタッフ）