恋人への貢献度を高める3つのポイント
良好な人間関係の構築について考える時、「利他的」や「相手本意」など相手の立場に立った行動が求められることは、多くの方が意識されていると思います。では、具体的に「利他的」や「相手本意」の行動がどのようなものかを考えますと、「相手の望んでいる物事を与えてあげること」というような漠然とした発想しか浮かばないのではないでしょうか。それは、確かにそうなのですが、ではいつでもそうしてあげたいと自分が思った時にそのようにしてあげればよいのでしょうか。
人に対して、何か施しを行う時、より感謝されるためのポイントはタイミングです。喉がカラカラだったり、空腹だったりした時に、飲み物や食べ物を与えられると、有り難いですよね。また、場所も重要な要素になるのではないでしょうか。あまり落ち着かない場所では、ゆっくりと食事や会話を楽しむことはできません。タイミングと場所を見計らって相手に貢献することができたとしまして、そういった機会が年に1回とかですと、これは恋人の場合、少なすぎますよね。貢献できる数も多いに越したことはないでしょう。
人に貢献しようとしたり、何かを与え、何かを与えてもらおうとする時、そういった思いだけが先行して時と場所を選ばずに行動される方がいらっしゃいます。ですが、お腹がいっぱいの時に美味しいものを与えられてもあまり有り難みを感じないように、相手の状況に応じた振る舞いが求められます。
そういう意味での「利他的」や「相手本意」は、相手の望みを知るだけでなく、相手がして欲しいタイミングや場所、そして、潜在的なものも含め相手に貢献できることの数を把握することも重要になってくるでしょう。
(記事:スタッフ)