恋愛の「K字化」、上下を分ける要因は!?

 勝てる恋愛テク

恋愛の「K字化」、上下を分ける要因は!?
「K字経済」とは、富裕層と貧困層の経済格差の二極化が進む状態を表す言葉としてしばしば用いられます。人々の収入や貯蓄の増減をグラフ化すると、上下に開くK字を描くことから名付けられたそうです。コロナ禍が長期化し、低所得者の雇用環境が悪化。一方で、好調な企業や投資家と落ち込む企業の明暗もはっきりと表れ、業績の格差がK字化を招いているとも言われています。

言うまでもありませんが、幅広い意味での経済力や学力は恋愛力と無縁ではないでしょう。お金や時間は、恋愛に投資できる有意義な資産であります。また、人は、挫折や失敗のような苦痛感情を抱くよりも、現状維持という快適感情に走る傾向がありますので、「お金がない」や「時間がない」を、それらしい言い訳として挑戦しなくてもよい自分の納得材料にしてしまうこともあるでしょう。そういう意味で、恋愛面でも出生率の低下などのデータを考慮するとK字化が進行していると見て間違いないでしょう。

ここで、経済でも恋愛でもK字の上側にいるのであれば問題ないのですが、下側にいる時、いったいどのような心構えで日々の仕事や生活に取り組めばよいのでしょうか。そもそもですが、大半の人々は上側に行くことを望みながら、どうして下側にいることに甘んじているのでしょうかね。この理由につきましては、下側にいる人々の深層心理は、「上側はいいなぁ」と思いつつ、「でも、下側も心地よい」ではないかと思います。

人は無意識にですが、居心地のよい場所を求めて歩んでいます。恋愛でK字の下側にいたとするならば、それは無意識のうちにそれを望んでいるということです。では、下側にいることで得られているものは何なのか?それは先ほども触れましたが、「自分なんてどうせモテない」「無理に決まってる」「できるわけがない」と思い込むことで、挑戦しなくてよい自分を作り出していることに他ならないでしょう。挫折や失敗をするかも知れないと思う時、そこには恐怖が伴います。その恐怖に打ち勝つことができるのか否かが、結局は、恋愛でも経済でも勝者と敗者を分ける決定的要因ではないでしょうか。
(記事:スタッフ)

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