しつこい宗教勧誘をスパッと止めた一言

 勝てる恋愛テク

ある男性は、知人からしつこく新興宗教の勧誘を受けていました。LINEに集会の動画を送って来ることは日常茶飯事。週に1回ほどは着信もあり、最初は適当にあしらっていましたが、あまりにしつこいのでとうとう無視するようになりました。無視し続けても、メッセージによる勧誘は続きました。そんなある時、何気なく「宗教にもあなたにも興味はない」と返信したところ、勧誘がパタッと止んだそうです。

宗教に限らず、求めていない人や物事にしつこく付きまとわれる人の特徴は断れないということです。はっきりと断らないから、相手は「説得の余地がある」「自分や物事の価値があまりわかっていないだけ」とアプローチを緩めません。

そもそも、何故断ることができないのでしょうか。本当に自分に必要がなければ「全く興味がない」「必要ない」とはっきり言えばよいのですが、断れない理由は、「はっきりとした断る理由が見当たらない」という方がほとんどでしょう。例えば、既婚者であれば、異性の誘いに対して「配偶者がいるから無理」とはっきり言えば済む話ですが、それをはっきり言えないのは、期待感や優柔不断、嫌われたくない気持ちが少なからずあるからでしょう。

はっきりと断らない、断れないという状態は、相手に対しても自分に対しても保留の状態にしているのと同じことです。心当たりがあるかも知れませんが、必要か必要でないかに対して、保留の物が多ければ多いほど部屋は物で溢れてきますよね。そういうことを踏まえますと、頭の中も人間関係も保留の人や物事が多ければ多いほど、本当に必要な人や物事が見つかりにくくなるのではないでしょうか。

必要なのか必要でないのか、即決即断とまではいかなくても、自分の大切にしている人や物事を明確にし、優先順位を付けておくことで、保留の選択肢は少なくなります。
(記事:スタッフ)

この記事をシェアする