相手を惹き付けて離さない人望の力
人間関係で大切な要素として、相手から信頼・信用を得られるのか、ということがまずあると思います。信頼・信用がない相手とは「いつよからぬ気を起こすんじゃないか」とハラハラして気が休まりませんよね。例えば、「浮気するかも知れない」「自分を利用するだけ利用して落とし入れるかも知れない」相手とは、自然に距離を置きたくなるのではないでしょうか。したがって、まず人間関係を築く際に、相手が信頼・信用たる人物なのか、ということを見極めなければならないのは言うまでもないでしょう。
では、信頼・信用がおけて、かつ恋愛感情が抱ける異性に出会えれば理想的な恋愛が実現できるのか、を考えますと、こららだけでは不十分なのではないでしょうか。これらは、あって当たり前でしてもし恋愛関係で欠けてしまえば待っているのは破局です。恋愛に必要な最低限の条件と言えなくもないですので、中長期的に関係を維持・発展させていくためには、まだ足りないものがあると言わざるを得ないでしょう。
信頼・信用はあって当たり前ですし、恋愛感情はいつかは冷めるものです。では、これらより、もっと強力な人を惹き付ける要素はいったい何なのか、を考えると1つに人望があると思います。人望とは、信頼・信用はもちろん、尊敬、期待の意味合いも含まれており、相手がこちらを見上げるポジションのイメージと言えるでしょう。ここまで来れば、相手は離れないと言いますか、恋愛感情があろうがなかろうが離れられないというのが本音ではないでしょうか。そんな対人関係で強力な求心力となる人望ですが、いったいどうすれば得られるのでしょうね。
これは信頼・信用に加え、「有言実行」があると思います。1度口にしたこと、行動に移したことを、途中で投げ出してしまう、最後までやり遂げない、諦めてしまう人は、どんな弁明をしようと、「実行した」という事実は残りません。簡単に途中でやめてしまう人に付いていこういう人は、おそらくいないでしょう。同様に、言い訳をしたり、ごまかしたり、言ったこと、行動に移したことに対して全力を尽くしていない、サボっているところを見せたならば、これもやはり、信頼・信用は失わないにしても、「結局は口だけか」と見ている相手は心の中で呟き、人望は損なわれるでしょう。
知らず知らずに人望が得られない行動をとっていませんか？結局のところ、人望を積み重ねていくためには、普段からストイックに生きることが近道に思います。
（記事：スタッフ）