素直な心で恋愛の“原理原則”に向き合ってみる
恋愛や対人スキルに対して「才能」という言葉で済ませてしまうとすれば、そこに向上の余地はないでしょう。恋愛や対人関係に行き詰まっている方からすれば、モテている人、好かれている人には「才能」があって、自分にはない、と考えるかも知れませんね。ですが、その「才能」とは狙ってそうなったわけでなくたまたま開花したものかも知れませんし、だとするならば、その「才能」が恋愛や対人関係のニーズと合わないものになってしまえば、モテなくなる、好かれなくなる、ということも想定されます。
心当たりがあるとは思いますが、一時の異性的な魅力で好かれる人もいれば、永続的な人間的魅力で人を惹き付ける人もいます。そこに何が正解というものはないのですが、ただ1つの信じるべきものがあるとするならば、それは原理原則なのかも知れません。
原理原則は、多くのうまくいっている人から学ぶことができるでしょう。例えば、長年に渡って良好で密な人間関係を保とうとすれば、必ず意見の衝突やすれ違いを乗り越えなければなりません。そのためには、相手の立場に立つという思いやりや利益を提供するという気遣い、譲歩を引き出す交渉力、そして最後まで知恵を巡らせ、行動し続けるという実行力が欠かせません。
いつも対人関係の問題を抱えていて、他人の意見に耳を傾けず、頑なに自分のやり方を貫く方がいらっしゃいますが、結局のところ、他人を変えることはできませんので、自分が変わるための情報を貪欲に取り入れるしかありません。そのためには、素直になるということでしょう。
ただ、この素直さというのは、誰でもかれでも言うことを聞くのではなく、原理原則を見極め、その原理原則に沿った事柄を真似るということではないでしょうか。原理原則は、数字として現れます。恋愛に限らず業界のトップに立つ人、長年うまくいっている人がやっている習慣や持っている考え方、具体的なノウハウなどに目を向けてみると、ある共通する項目が浮かび上がってくるのではないでしょうか。
(記事:スタッフ)