料理ができない=恋愛ができない、のケース

 勝てる恋愛テク

恋愛力とは、持って生まれた素質なのか、それとも後天的に身に付けることができる技術なのか、を考える時、ざまざまな意見や議論があると思います。ただ、恋愛に限らず人間関係を構築する目的は、ギブアンドテイク、すなわち相手に貢献することでして、恋愛の初期の段階に異性的魅力で惹き付けてからどのように継続的に貢献できるのか、という恋愛のステップを踏まえますと、関係が深くなればなるほど技術的側面が強くなってくるのではないでしょうか。

恋人に対して「頼りにならないな」と思う時のことを思い返してみましょう。何を頼んでも、言った通り、期待通りのことをしてくれない時、こちらの抱えている問題に対してピント外れな行動をとっているのを目にした時、ため息の1つでもつきたくなるでしょう。人に対して貢献できない理由の1つとして間違った我流のやり方を実践してしまっていることにあります。

例えば、料理ができない人は男性女性問わず結構いらっしゃるかと思いますが、料理ができない最大の理由は、レシピ通りに作っていないということが挙げられます。材料や手順、分量をもしレシピ通りにしなかったら、当然レシピとは違う料理が完成してしまいます。それが美味しければ問題ないのですが、経験が浅い状態にもかかわらずレシピをいきなりアレンジするというのは、少々の冒険なのではないでしょうか。結果、恋人などから「下手だからもう頼まない」となり、貢献できる機会を1つ失うわけです。

日常は自分の不得意分野や専門外のことで溢れています。料理以外にも掃除、収納術、インテリア、デートコースの選定、そしてトーク、ファッションなどの恋愛技術に関しましても、常に我流を通して果たしてうまくいくのでしょうか。うまくやっている人のやり方を細部まで真似るが最も手っ取り早くうまくやる方法ではないでしょうか。

ですが、料理ができない人、に代表するように、書籍に書かれていること、言われたことを細部まできちんとできる人が少ないというのが現状でしょう。「そこまできちんとしなくてもよいだろう」というこだわりの無さや面倒臭さが時に致命的な間違いとなり、結果として「頼りにならない」「期待できない」に繋がるケースがあります。
(記事:スタッフ)

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