母親から受けた〝愛〟について思いを馳せてみる
① 自分は価値ある人間なのか？
② 自分に無限の可能性があるのか？
2つの問いを投げ掛ける時、「そう思う」という方もいらっしゃれば「そうは思わない」という方もいらっしゃるでしょう。そういった自分の価値や可能性に関する価値観といいますのは、幼少期の頃から少しずつ形成されていくケースが多いように思いますので、今すぐに全く違う答えに変えることができるものでもないでしょう。「自分には価値がない」と思っている人に、「あなたには価値がある」と言ったところで潜在意識はそう簡単には変わりませんからね。
もし「自分には価値がない」「自分には可能性がない」と思ったならば、自分を大切にすることもないでしょうし、何か目標に向かって諦めずにコツコツと努力することもないでしょう。荒れた生活を送りながら、できるだけ楽をして生きられる方法を探り続けるかも知れません。
どうすれば自分の価値や可能性を認めることができるのか？を考える時、自分の価値や可能性を認めてくれる存在が常に近い距離にいるということが大きいのではないでしょうか。
自信を無くしそうな時、つまずいて挫けそうな時、無償の愛を持って自分の価値を認め、可能性を信じ続けてくれる存在。そうです、母親の影響力で道を誤らずに済んだ方もいらっしゃるでしょう。恋人など身近な人に価値や可能性を見出せるのか、そうでないか、で人に影響力を及ぼせるとしたならば、その人の価値や可能性を信じ続けることが、その人の人生はもちろん自分の人生を切り拓くことにも繋がるのではないでしょうか。
5月9日の「母の日」を前に、母親から受けた愛について思いを馳せるとともに、愛する人の可能性を決して諦めない姿勢についても考えを巡らせてみてもよいでしょう。
（記事：スタッフ）