事後対応により平穏な日々を崩壊させる人々
命をとるか?お金をとるか?
この二者択一の選択を迫られたら、当然「命」を選択するでしょう。
ですが…。
① お金を犠牲にして命をとる
② 命を犠牲にしてお金をとる
③ 命の危険を冒してお金をとる
3つの選択肢が存在します。
①②の選択を強いられた時、当然命を選択すると思います。しかし③のケースはどうでしょうか?多くの方が命の危険が少ないと判断したならばお金を選択するのではないでしょうか。新型コロナ蔓延に対する政府の対応に批判が集まっています。命も守らないといけないが、経済も回さなければいけないというジレンマの中で、感染が拡がれば命、感染が少し収まれば経済という二転三転する政策で新型コロナを終息できずにいます。
そもそも命に限らずさまざまリスクについて考える時、事前対応することが、損失を最小限に止めるか、損失そのものをなくすことに繋がります。ただ事前対応といいますのは、お金と労力を伴うわけでして、何もなければ「やった分が無駄になる」という考えの方が多いように思います。何もなかったのですから「よかった」となるはずが、事前対応の出費や労力の見返りがなかったため損失と考えてしまうわけです。
恋愛におきましても、危機を回避するためには事前対応が必要です。健康管理に始まり、ルックスやトーク、人間性、時には経済力を付けなければならないこともあるでしょう。今が大丈夫だから未来も大丈夫という保証はありません。何か問題が起こってからではなく何も問題がない時こそ危機に対する備えが求められます。そのための出費や労力を惜しんでは、後から痛い目に遭います。
(記事:スタッフ)