苦と楽があれば、どちらを選択しますか？
・恋人が喜ぶ計画よりスマホゲーム
・デートの準備するよりYouTubeで動画視聴
・美容に良い物より食べたい高カロリー食
など、日々何となく過ごしていると、無意識のうちに苦か楽かの選択のうち楽を選択してしまう方が多いのではないでしょうか。この楽の後には結局は苦が待っているわけでして、冒頭のケースですと、恋人との関係悪化、デートの失敗、ルックスの劣化や病気を患うなどの苦の結果が予想されます。
逆にですが、
・恋人が喜ぶ計画よりスマホゲーム
・デートの準備するよりYouTubeで動画視聴
・美容に良い物より食べたい高カロリー食
のように冒頭の逆のパターンですとどうでしょうか。
最初は面倒や我慢などの苦が来ますが、後から得られるものは楽なものとなります。このように、行動と予想される結果を見てみますと、とるべき行動は明確なのですが、多くのカップルで恋愛トラブル、ルックスの劣化や病気になってしまう人が跡を絶たないのは、先に楽を選択する人が多いという1つの事実を表しているのではないでしょうか。
では、何故に人は先に楽を選択してしまうのでしょう？
これは、その後に来るであろう苦が見えていないか、先に苦を選択することで後に得られる楽を明確にイメージできていないからでしょう。したいこと、できることを優先するあまり本当にやらなければならないことを疎かにしてしまうとどうなるのかは先に述べた通りです。人は、得られる楽か避けられる苦の方向に向かう性質があります。つまり、目先の楽や苦に目が向いている時は、それを手にしよう、避けようとしますが、逆に先の未来に得られる楽や避けられる苦に焦点が合っている時は、目先の楽や苦に対する自制が働き、未来の楽や苦を得よう、避けようとします。
毎日、もっと言いますと朝昼晩、常に先の未来をイメージしなければ、目先の楽や苦に流されてしまうということでしょう。今より未来に目を向けることで、求める理想の未来を作り出す、問題に対して事前対応することが可能となります。
（記事：スタッフ）