森の水辺に佇む「白雲谷温泉」が人々にもたらす効能
新緑の木々と春風に揺らぐ池の水面を眺めながら、温泉に浸かって足を伸ばす。想像しただけで、森や水辺のマイナスイオン、岩や木で造られたダイナミックな浴槽のリラックス効果などにより、身も心も癒されそうですね。そんな恋愛や仕事で心身ともに疲れ果てた人々によっての理想の空間が、「白雲谷温泉ゆぴか」ではないでしょうか。
<施設>
名称:白雲谷温泉 ゆぴか
住所:兵庫県小野市黍田町1000-1
白雲谷温泉は、高齢者の入浴に適し、病後の回復に効果があると言われ、保温効果についても定評があります。岩盤浴やレストラン、エステ、リラクゼーションなどのサービスも併設し、近畿、中国地方など幅広い地域から癒しを求めて足を運ぶ利用者が多いといいます。
温泉や銭湯に限らず、日々の疲れを癒す入浴、その他のリラックスできる時間はつかの間のストレス発散や緊張した体をほぐすためには欠かせないものです。目標や「やらないといけないこと」「やりたいこと」に追われ、そういった時間を疎かにしていますと、身体的な不調やストレスの蓄積による病気のほか、感情コントロールの喪失、モチベーションダウンといった問題行動の引き金になる可能性もあります。
特に入浴は、保温による血流上昇、むくみ解消、筋肉・関節の緊張緩和、体の清浄、免疫力向上、リラックス効果などが指摘されており、自覚の有無にかかわらず思っている以上に多くの効能を心身は受けているのではないでしょうか。勘違いしている人の多くは、自分自身の心身を完全にコントロールできると思い込んでいることです。常に冷静を心掛け、どんな心身の不調も考え方1つ、つまり“気合い”のようなもので乗り切ろうとするとどうなるかを申し上げますと、健康・健全な心身の崩壊が起こります。個人差はありますが、心身をコントロールするには、本当に心身が求めているものを知り、それを与えることです。常に万全の体勢に整えておくため、具体的な行動を持って臨むということではないでしょうか。
関西の人がよく使う言葉で「日にち薬」というものがありますが、これは、時が心身の問題や不具合を解決してくれるという意味合いがあります。軽微な病の際は、自己回復するための療養期間が必要ですし、失恋などの心の傷が癒えるのもある程度の時間が必要でしょう。つまり、心身にプラスの効果をもたらす“薬”は、病院や薬局で求めるものに限らず、日常や非日常の時間の使い方にも当てはまるということです。自分自身の心身にプラスの効果をもたらすものについて考えてみると、健康・健全な心身の実現により、もっと高いパフォーマンスを発揮できるということもあるでしょう。
(記事:スタッフ)