年の差30歳の不倫カップルが成立する流れを解説
■ 男性60代、女性30代の不倫カップル
女性であれば「あり得ない!」「どうして?」と驚かずにはいられないのではないでしょうか。ですが、そんな非日常と思える出来事が、ありふれた日常に潜んでいることを心の片隅に留めておいたほうがよいかも知れませんね。直接的、または間接的にそういった恋愛問題に突如として巻き込まれるケースも少なくありません。
会社経営者の60代男性は既婚者。ゴルフが趣味で友人を引き連れ、頻繁にあるゴルフ場を訪れていたそうです。そこでキャディ(お客さんと一緒にコースを回り、プレーの手助けをする仕事)として従事していた30代の独身女性と知り合いました。プレーの合間に、最初は世間話から始まり徐々に恋愛話に発展。「もう3年も彼氏がいない」という女性の恋愛相談で心の距離が一気に縮まり、SNSで連絡を取り合う関係に。男性は時間があればメッセージを送り続け、やがて女性の心は男性に傾いていきます。
ある日、男性が女性に対して「性格も明るいし、気遣いもできる。必ずよい彼氏が見つかる」と励ましたところ、女性からは「そんなこと言ってくれる人はなかなかいませんよ。よかったら私どうですか?」と返答があり、男性からの「こちらこそ私でよければ」の2つ返事で交際がスタートしたそうです。デートの行き先は、人目につかないホテルがメインで、屋外デートはふたりの住居がある大阪から高速道路を1時間以上飛ばして訪れる四国や中国地方など。仕事の休憩時間にもマメに連絡をくれ、知らない場所に連れ出してくれる男性に、女性はだんだんゾッコンになっていったといいます。
最初は、不倫や年の差に抵抗があった“普通の女性”がどうして、抵抗を感じなくなってしまうのか?この理由の1つに恋愛感覚のマヒがあります。金銭感覚がマヒするという表現はよく使われますが、例えば最初は10万円の商品が大金と思ってなかなか購入に踏み切れなくても、何度か購入するうちに10万円という金額を大金とも感じずにポンポン使ってしまうようになる現象が近いでしょう。最初は、不倫や年の差に抵抗があっても、何度も接するうちにそれが普通の感覚に変化していったと考えられます。男性いわく妻とは冷めており、夜の営みも一切ないそうですが、仕事と家庭の事情により離婚は考えていないというそうです。こうなってくると、女性の思いがエスカレートすれば「別れさせ屋」と検索するのも時間の問題でしょう。
既婚男性が不倫願望を持っていることが多いのに対し、多くの独身女性もしくは既婚女性はそうではないケースがあります。ただもし女性が恋をしてしまって、その男性がたまたま既婚者だったとしたら、そこに不倫が成立するのです。
(記事:スタッフ)