トヨタに学ぶ「恋愛でひとり勝ちする方法」
・営業のトヨタ
・技術の日産
自動車業界で、2社は競い合っていたわけですが、現在はコロナ禍でもトヨタが圧倒的な強さを見せつけ、トヨタ1強時代の到来を世間に知らしめる形となりました。コロナ不況が叫ばれる中、低価格帯の車種が売れているのか、と思いきやそうではなく、400~500万円以上する高額車の売れ行きがトヨタの業績好調を牽引しているそうです。では、なぜ他社ではなくトヨタなのか?を探ることで、恋愛改善と自分を高く売るヒントにできはしないでしょうか。
以前から度々述べているのですが、営業と恋愛(対人関係)は共通する部分が多くあります。売るという行為は、対価を得るという意味で、自分の求めているものを手に入れる技術ですよね。ですので、恋愛や対人関係でも人に対して(自分を)売ることができれば、価値と価値の交換で自分が得たいものも得られる可能性があると言えます。
技術という意味合いは幅広いですが、技術=製品力や性能とするならば、トヨタに対し日産をはじめ他社も負けてはいないと思います。だとするならば、販売やマーケティングに差があるのか?これも、販売店、宣伝手法を見ましても、大きく差があるとは言えないのかも知れません。あと考えられるとすれば、市場ですが、各社が日本、米国、中国などで展開しており、ここでも大差は見られないでしょう。
トヨタがひとり勝ちできるヒントは、トヨタの旧販売部門(現在は製造部門と販売部門は合併)であるトヨタ自動車販売初代社長の神谷正太郎氏の語録「1にユーザー(消費者)、2にディーラー(販売者)、3にメーカー(製造者)の利益を考えよ」の言葉に尽きるのではないでしょうか。製品力よりも販売力よりも消費者サービスに徹せよということでしょうか。アフターサービスにより、製品や販売に顧客の要望を常に取り入れ続けるということは、顧客の利益に重点を置き、そして信頼を裏切らないということではないでしょうか。人々は、損をしないという安心感に大金をはたくのかも知れません。
恋愛ではどうでしょうか?
ひとりよがりの自分磨き、ピント外れな行動や振る舞いに走っていませんか?すべての答えは、相手(恋人)が持っているという前提のもと、恋愛力向上に取り組まなければ、常に自分を高く売り、多くの利益を確保することは難しくなります。
(記事:スタッフ)