恋愛の“攻め”と“待ち”について考える

 勝てる恋愛テク

■ 攻撃的な恋愛
恋愛と言えば、好きな人にアプローチする、自分の提案を受け入れてもらう、という意味で“攻め”を連想される方が多いのではないでしょうか。待っているだけでは、いつまで経っても状況を好転させられない、今すぐ状況を変えたい、とにかく気持ちが抑えられない、という方、当たって砕けろではありませんが、思い立ったら即アタックされているかも知れませんね。

例えば、極端なケースですが、日本に住んでいて真夏にマフラーや手袋の贈り物はしませんよね。防寒具の贈り物は、寒いという前提があってはじめて効果があるわけでして、マフラーや手袋を恋人に贈りたいと真夏に思ったら、秋か冬まで待つ必要があるわけです。そして秋や冬が訪れた時に、恋人好みの品物がすぐに入手できるよう夏の間にどんな色やデザインが好きなのか、どういったショップで求めればよいのか、などのリサーチが欠かせないでしょう。つまり、“待ち”の戦略とは、ただ待つだけではなく、来るべき時に備えて入念に準備しておくことと言えそうですね。

このように、恋愛関係の向上を図ろうと考える時、時期とタイミング、そしてその準備が重要です。必要のない時に必要のないものをもらっても何の有り難みもありませんが、必要性を感じている時に、必要なものを与えらることができたとするならば、その行動は爆発的なインパクトを相手の心に与えることができます。落ち込んでいる時、困っている時、悩んでいる時など問題を抱えている時がその代表的な例となるでしょう。

よほどメンタルの強い人でもなければ、年に数回は気分が下がる時があります。そういった時に相手の問題解決のパートナーとして、頼りになる、心の支えとなる異性としての株を上げるチャンスなのですが、話を親身になって聞いてあげたり、心の支えとなりそうな物事を与えてあげたり、余裕を持った適切な対応ができなければ、逆に評価を落としてしまいますよね。あまり関係性が築けていない異性の普段は閉じている心を開くせっかくのチャンスなのに何もできずに終わってしまうというのは、もったいないと思います。

好きな異性に恋人や配偶者がいる場合も同様です。好きな異性が恋人や配偶者と関係が悪くなる、疎遠になるタイミングというのは、必ず年に何回かはありますので、そのタイミングを逃さないための、情報収集やアンテナ、普段からの自分磨き、対人スキルの向上などに取り組んでおくことが、恋敵(ライバル)に勝つためのポイントでしょう。いつかは訪れる“攻め”時を見極めるためには、普段の“待ち”の時に何をしているか、が試されるということでしょう。
(記事:スタッフ)

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