モテている自分自身を想像した振る舞いをする
「異性にモテたい！」
「恋人や好きな人にもっと振り向いて欲しい！」。
そんな思いが募ろうものなら、「自分のことを好きになって」「もっとこっちを振り向いて」と口には出さずとも、そういった気持ちを前面に押し出した言動をとっていらっしゃる方、結構多いのではないでしょうか。理想の恋愛を求めるあまり心に余裕がなくなり、相手に必死さが伝わってしまうとどうなるのか？当然余裕がなく、下の立場に映ってしまい、そうなってしまうと、どうしても“安く”見えてしまう、価値を感じられなくなってしまうということがあると思います。
そういった必死さが滲み出ているうちは、モテとはほど遠い場所にいると考えたほうがよいかも知れませんね。心に余裕がない、何かに飢えているということ。この状態では、“押し引き”で言えば、押している状態ですので、相手は逃げ腰になり、場合によっては「怖い」「重い」となり警戒されます。モテない人と言いますのは、モテない→心に余裕がない→必死さが相手に伝わり警戒される→モテない、の無限ループの中に入ってしまうことも少なく、まずは心に余裕がない状態からの脱出が望まれます。
では、実際に心に余裕がない状態からどのようにして脱出すればよいのか？これはよく恋愛ノウハウ本にも記されていることですが、「モテるふりをする」ことに尽きるでしょう。このモテるふりを勘違いされている方が多いように思うのですが、いかに自分が有能かをアピールすることやナルシストのように自分に酔った振る舞いをすることは、モテるふりとは言えないような気がします。また、モテる人を真似る、演技するという方法もあるかとは思いますが、長期間、本当の自分を封じ込めておくのは、かなりの我慢や忍耐、苦痛を伴いますよね。
恋愛に臨む理想的な心構えとしましては、ルックスやトークなどの基本的な対人スキルを見直しつつ、自分は自然体の状態でも十分に人から好かれている、自然体で接していれば全てがうまくいくに決まっている、と思い込むことではないでしょうか。相手を口説くというよりも、自分がリラックスでき、楽しめる雰囲気を作るとでも言いましょうか。肩に力が入った状態では言葉もなかなか出てきませんし、頭の回転も当然遅くなり、気の利いたフレーズも出てこないでしょう。
モテている人を真似るという発想よりも、今の自分自身がモテているという仮定をし、そこから発生する自然な振る舞いをしていけば、自ずと人の印象もよいものに変わってくるのではないでしょうか。
（記事：スタッフ）