料理は、人生観や恋愛観を映す鏡です

 勝てる恋愛テク

外出自粛や飲食店の時短営業などで自宅で食事をすることが多くなった方が多いでしょうね。ここで問われるのは、食事メニューですが、ひとりの時、恋人とふたりの時、家族と過ごす時では当然変わってくると思います。ひとりでは、当然好きなものを食べますが、一緒に食べる人数が増えれば、それだけその人たちのことを考え、食の好みも合わせようとするでしょう。

特にですが、人に対する思いや物事の考え方、ホスピタリティが最も現れるのが手料理ではないでしょうか。まず言うまでもありませんが、料理にはレシピがあります。一般的には料理のレシピというものは、ある程度の熟練者が試行錯誤の上で考えたものですから、その通りに作った完成品に「不味い」や「口に合わない」といった失敗はないと考えてよいでしょう。にもかかわらず、作る人によってどうして下手や上手いなどの差が出てしまうのか。これは、どこまでそのレシピを理解し、レシピ通りに調理を行えているのか、に尽きると思います。

料理が下手な人というのは、レシピをきちんと理解しておらず、材料の分量や手順を間違え勝ちです。もちろん、包丁捌きなど調理技術もあるかも知れませんが、最近では誰でもできる調理技術を必要としないものや優れた調理器具、カット品の販売も多くなっていますので、こちらでは差はつきにくいと言えるでしょう。つまり、レシピ通りに作れば、必ず美味しくできるにもかかわらず、途中でレシピ通りではない調理や分量の間違いのために上手にできないケースがあります。恋愛でもケアレスミスが命取りになることがありますように、料理でも些細なミスが出来栄えに大きな影響を及ぼすことがあります。

もう1つ料理がうまくできない人の特徴は、1つのレシピが自分のものになっていない段階で我流に走ってしまう人です。材料を変えたり、調理工程を省略したり、自分なりに工夫を凝らして効率よくアレンジしているつもりかも知れませんが、結果は手本のレシピに比べ劣る場合がほとんどでしょう。所詮は素人の浅知恵で、手本とは違ったクオリティの低いものが完成してしまいます。

また、その人物の人への思いも料理には如実に現れるのではないでしょうか。「食事の仕度をしないといけない」「とにかくお腹が満たせればよい」とやっつけ仕事のように取り組んでいるのか、「一緒に食べる人に喜んでもらいたい」「健康に貢献したい」と思って考え、作っているのか、完成された料理を見れば一目瞭然です。

みなさまは食事の仕度をしなければならない時、恋人にどんな料理を振る舞っているでしょうか。自分の都合に合わせたものなのか、それとも、相手のことを心から考えて用意したものなのか。もし、前者だとしたならば、不誠実さが恋人に伝わってしまう可能性がありますよ。
(記事:スタッフ)

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