自分の行動を“数”で管理してみましょう
■ 恋愛の行動計画案
新型コロナウイルスの感染拡大によって、大阪、神戸、京都などの緊急事態宣言が3月7日まで延長される見通しとなり、外出自粛や行動制限で「恋愛の状況が何も改善しないし、どうしてよいかもわからない」と嘆かれている方からの悲痛なメッセージをいただくことがあります。何をすれば正解で何をすれば間違いなのか、これがわかれば悩みや苦労はないのですが、結論はやってみないとわからないということです。ただ言えますのは、今は何も手を打たない、とりあえず現状のまま様子をみてみよう、とお考えの方。現状維持=悪化の一途でして、手遅れになることを想定しますと、その考えは改めたほうがよいでしょう。つまり、苦境に立たされた時ほど1歩踏み出す勇気が求められるわけです。
ですが、多くの方々が最終的に求める恋愛を手に入れられていない現状を踏まえますと、やはり1歩踏み出す勇気を持てない方が多いのでしょうね。今回は、そんな1歩踏み出したい、何か行動を起こしたいが恐くてできないという方に1つのアイデアをご紹介しましょう。
「一勝九敗」とは、カジュアルウェアの「ユニクロ」を世界的企業に育て上げた柳井正氏の自伝的著書ですが、誰もが認める成功者と言われる柳井氏でさえ、それだけ失敗とそこから得られる教訓を糧に成功(勝利)を掴んできたというわけでしょう。また、マーケティングや行動習慣でイタリアの経済学者が唱えたパレートの法則というものが用いられます。こちらは、2:8の法則と言われ、2割の重要事項が8割の成果を生み出しているとされるもので、世の中のあらゆる原理原則に当てはまると信じられています。
例えば、恋人ができない人が100人の異性にアプローチしたとしまして、80人には無視されるが20人は話をとりあえず聞いてくれる。100人の恋愛熟練者に相談したら20人くらいは参考になりそうなアドバイスをくれる。100のサプライズやハプニングを異性に仕掛けると20くらいは感情を揺さぶることができる。というように、量の中から質の高いものを見つけ出すことができる場合があります。つまり、くじ引きには、はずれが多く含まれますように、世の中も80%以上の“はずれ”で溢れているから、めげずに“当たり”を引くまで続けるメンタルと見通しが大切ということでしょう。こなした数の分だけ改善のヒントがあり、まずはより多くの恋愛専門家の意見を取り入れ、その中から自分に合いそうなものから実行に移していくというのはいかがでしょうか。
(記事:スタッフ)