哀愁漂う秋バラと恋愛の中に趣があります

 地域別

街や山々の木々の葉が紅葉し始め、本格的に秋の雰囲気になって来ましたね。秋は、夏の終わりの寂しさと秋から冬への期待の気持ちが入り交じる時期でもあります。

そんな10月下旬の関西。
紅葉はまだですが、秋の花であるコスモスや秋に咲くバラが見頃を迎えています。バラは、年に3回の見頃、春、夏、秋があります。春は、最も花が大きく花の数も多いのですが…夏~秋と季節が移り変わるに連れて一般的に花が小さく、花の数も少くなっていきます。春のバラ園は、文字通り「バラ色」に染まるほど咲き乱れますよね。ですが、秋になりますと、素朴な花がポツポツと咲き、バラ園は落ち着いた感じになります。哀愁漂う秋にぴったりと言えるでしょう。

考えてみますと、恋愛を含む人間関係も春夏秋冬のバラ園に似ていると思います。交際初期の心がときめいている時。異性に対しても、自分の心も「バラ色」の如く鮮やかに映るでしょう。しかし、その新鮮さやときめきは薄れ…関係はより素朴なもの、特別から日常、刺激的なものから地味なものへ変化して行きがちです。

ですが、そういった恋愛関係の移り変わりの中にもですね。質素で素朴なものかも知れませんが、努力次第、考えようによっては花は確かに咲くのです。些細なときめき、感謝、思いやり、サプライズ、言葉遣い、デートでの対応、そして、環境や季節の変化を楽しむこと。ないものよりも、たとえ僅かでもあるものに目を向けることで、豊かになる心や関係があると思います。

ちなみに大阪の秋バラが楽しめるスポットを紹介させて頂きますね。

・中之島公園(北区)
・靭公園(西区)
・万博記念公園(吹田市)
・花博記念公園鶴見緑地(鶴見区)

これらが定番です。
中でも、鶴見緑地は、秋バラとコスモスが同時に楽しめますよ。心地よく吹く秋風の中で自然が溢れる園内を散歩しながら、これまでの時間に想いを馳せれば、2人の絆も一層強まりそうです。人間関係も季節も移り変わりの中に趣を感じることができれば、もっと新鮮で面白いものに変化していくと思います。

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