都構想の議論を機に、自分と大阪の未来を考えてみる

 地域別

自分が今のままで望む恋愛が全て手に入ったとしたら、モテるための努力は当然しなくなるでしょう。恋愛で「モテる」を考える時。現時点でモテない人がいて、モテるためには、ライバルに勝つ必要性が出てくるわけです。

例えば、異性へのモテ度を5段階評価で表したとします。
モテ度1の中にモテ度3の自分が居ればモテますよね。
モテ度4の中にモテ度3の自分が居てもモテないため、モテ度4以上になる努力が求められます。

講堂館柔道の創始者 嘉納治五郎師範は、修行の目的として「自他共栄」(共に栄える)の精神を説いています。これはともに強くなることも含めた意味合いがあります。ただ、世の中を見てますと…人を蹴落とそう、自分さえよければそれでよい、といった風潮がまん延しているのが現実。

例えば、「大阪市廃止と特別区設置」(都構想)の是非を巡る議論でも。反対派の主張は、大阪府が得をして、大阪市が損をする、と偏った主張をされています。大阪府全体が地盤沈下しても、大阪市だけがよければそれでよいのか?もっと言いますと、首都圏だけがよくて地方は疲弊してもよいのか?

グローバリゼーション(地球規模化)が進む中。
大阪全体・日本全体がもっと強くならなければ、世界の先進的な進歩の流れから取り残されてしまうでしょう。話は少々大きくなりましたね。意見としては、自分も含めて、自分を取り巻く人々がどういう人なのか?もう1度見直してみては如何でしょう。

自分よりモテない、自分よりダメな人の中で優越感に浸っていることはですね。下を向いていることと同じです。どちらかと言えば後退していると言えるのではないでしょうか。

自分が強くなるには、周りにも強くなってもらう「自他共栄」の精神が求められるのだと思います。恋愛やビジネス力、学力などで周囲に追い抜かれる、ライバルと差を付けられることを恐れていれば、それは本当に強い人間とは言えないでしょう。

自分の持つ恋愛テクニックや資源を他人の成長のために出し惜しみしていれば?それは、自分自身の成長を阻害していることに他ならないのです。特に大阪在住の方は「大阪市廃止と特別区設置」の是非を巡る議論がありますからね。自分の成長と他人との関わりを考え直す1つのきっかけにしては如何でしょうか。

この記事をシェアする