恋人の不健全な恋愛・生活習慣を是正する方法
・浮気癖や遊び癖
・浪費癖
・不健康な食生活
・生活習慣
これらの“問題行動”を「なんとかしたい」と相談をいただくことがあります。「~しないで」と言ったところでですね。目の前に楽しいこと、快適感情を伴うものがあれば…それをしないことによるデメリットのほうが大きく感じらての行動だと思います。それよりも、もっと楽しいと感じることを提案するという方法もあります。ですが、快適さを求めていけばキリがありません。なので結果的にはセーブしてもらう必要が出てくるわけです。
例えば、タバコをやめた反動で口が寂しくなる。
常に何か食べていないと気持ちが落ち着かなくなるケースがありますよね。このケースだと、タバコを辞めた途端に太ってしまうのを見掛けたことがあるでしょう。何か1つの問題行動が解決しても、また別の問題行動をとってしまう。これでは抜本的な解決に至ったとは言えないということです。
人のこうした快適感情を追求する行動にブレーキをかけるには?最も大きな要素が”危機感”と言えるのではないでしょうか。
↓
・格差社会で落ちこぼれてしまう
・長生きできない
・病気で苦しい思いをする
・老後の生活資金が足りなくなってしまう
・別れを告げられる
・浮気される
・気持ちが離れる
このように言われると、聞かされた側ってどうでしょうか?配偶者に逃げられ、惨めな生活を送っている人。病気で苦しんでいる人。お金や技能もなく、過酷な肉体労働を強いられているお年寄りなど。身近な人の不幸を目にすれば、「自分が同じような目にあったら」と思って気を引きます。
人の行動抑制や健全(理想的)な習慣形成を作るとは!「今すぐに行動を改めないと酷い目に合う」の危機感を強く抱く、抱かせることと思います。
このために有効なのは、
「今から~しよう」
「後からでは遅い、やらない」
これらのアプローチになってきます。節制や倹約的な生活の提案はある意味では正論ですよね。何度も繰り返しこういった価値観を刷り込まれると…「もしかして自分の行動は間違っているのではないか?」こんな疑問を抱き始めることもあるでしょう。
● ポイント
・他人ではなく本人に不利益が生じるスタンス
・主張ではなく、情報を提供する
・危機感を抱かせ、すぐに行動に移すよう迫る
これらを意識して、言葉選びされることを推薦します。