京都・祇園のママに聞く「売れるホステスと良客の特徴」
「売れるホステスは、返信の早さでわかる」
京都・祇園でクラブを経営する50代のママの言葉です。
店のホステス全員に、ママから連絡事項をメールで一斉に送信する。そうすると…不思議と売上げのナンバー順に返信があるそうです。
要は、売れているホステスほど連絡がマメである、ということでしょう。ナンバーワンの女性は連絡を瞬時に返せるよう、寝る時も、お風呂もスマホを傍らに置いているそう。人の心を掴むためのマメさの重要性を示しているエピソードだと思います。また、新人ホステスが売れるか、売れないかは「3日間、接客を見ればわかる」とも言います。見込みがある新人ホステスの共通点はですね。
↓
・自己主張が控え目
・聞き上手で男性を気分よくさせるのが上手い
・リアクションが大袈裟(吉本新喜劇のよう)
・お歳暮や誕生日プレゼントの「ギブ」を惜しまない
この4点を挙げます。
男性に限らず、人は誰でも自分の話を聞いて欲しい、認めて欲しい欲求がありますからね。質問責めでなく、気分よくさせ、自分から進んで話せるよう仕向けるのかがポイントです。
会社経営で成功している良客(太客)の見極め方はですね。
↓
・真面目で情に熱い
・約束を破らない
・行動が早い
この3点を挙げます。
ママが良客(50歳代)と京都の料亭で食事をした際。
適度に脂の入った黒毛和牛のステーキに感動して、「娘にも食べさせてあげたい」。こう漏らしてしまったそうです。すると、男性はポロポロと涙を流し始めました。シングルマザーで娘に不憫な思いをさせた。言うママの話に耳を傾けていたとの事。翌日、数キロの黒毛和牛のステーキ肉の詰め合わせが、男性客から送られてきたそうです。
ママの話から見えてくる祇園に集う人の共通点はですね。マメで行動が早く、事あるごとに相手に尽くす、という事ではないでしょうか。恋愛でも、良縁を手繰り寄せ、結ぶために大切なことのように思います。