「浮気しないで」はNGワードです
「浮気しないで」とは、1度は恋人に言ったことがあるのでないでしょうか。
有名人の不倫が猛バッシングを浴びている事例を見ても、複数交際は「いけないこと」。この認識が広がっているようですが…。
ただ、この極めて正論の「浮気しないで」の訴え掛けはですね。どれほど浮気抑制効果があるのでしょう?。浮気に限らず、幼少期を振り返ると「〜してはいけない」と両親や教師から言われた時。不愉快な気持ちになった記憶はございませんでしょうか。「〜してはいけない」は禁止、命令、指示の意味合いが強いです。行動を制限されているようで窮屈に感じると思います。
「浮気しないで」を使う女性の心理は、自分の中の正しさを彼氏に押し付けることです。彼氏の行動をコントロールしたけど、果たして成功するのか?、また、浮気の禁止以外にもですね。彼氏の行動の禁止、否定を命令、指示として言葉に出しているケースが見受けられます。
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タバコをやめて
お酒は控えめにして
ギャンブルはダメ
無駄遣いしないで…etc
こうした抑圧的な交際関係による彼氏の抑え込まれた感情の行き着く先は?、快楽と心の解放という意味で「浮気」ということになるでしょう。よって恋人の問題行動を辞めさせたい場合は、「〜してはダメなんだ」。これを消極的姿勢にしてはいけないということです。
タバコや喧嘩に明け暮れる不良少年がスポーツに出会って厚生していく話はよく聞きますよね。行動管理のコツは、「〜してはダメなんだ」ではなく「〜しよう」です。このように積極的姿勢を引き出すことではないでしょうか。
そのためには、普段から恋人の話に耳を傾けること。前向きな言葉で仕事を応援したり、互いり浮気防止には何が良いのか?をを話し合う。自発的な意見として受け止めれ、不愉快・窮屈な気持ちにはなりません。
ポイントは「〜してはいけない」の代わりになる言葉を考えることです。例えば、彼氏や夫に飲み歩かずに早く帰ってきて欲しい場合。「飲みに行かないで」より、「自宅で好きな映画を観ながら一緒に飲もう」となります。恋人が〝健全な行動〟をとるのか、そうでないか?、これは当事者の常日頃からの言葉遣い次第と言えるのかも知れませんね。