自分の“安売り”は自信の無さの裏返しです
暑い!
毎日、暑いですね。
これだけの猛暑日だとガッツリした肉系より、野菜や果物が食べたくなります。ですが、スーパーでは野菜が高騰しています。7月の長梅雨の日照不足の影響にて果物があまり育たず、品薄感からの値上げだそうです。関西人であれば、「まけて!」と言いたくなる人もいらっしゃるでしょう。
ここで商品やサービスを売る側の立場になって考えてみます。常連客から「まけて欲しい」と言われた場合。応じて値引きするのか、それとも「まけられない」と突っぱねるのか。
簡単に値引きする人はですね。
自分の扱う商品やサービスに自信がないか、単に「いい人」と判断できます。
前者の場合。
真相心理は「値引きしなかったら他の店に行ってしまう」だと思います。
一方で値引き不可とした場合。
自信があります。
「他店に行けばいいけど…」
「当店よりいい商品はないよ」
「どうせ戻ってくるよ」
「品質より価格しか見れないお客さんはいらない」
こんな心の余裕の現れです。
恋愛に置き換えると、相手の要望を受入れてしまう=自分の安売り。このように考えられるのではないでしょうか。例えば、女性が男性に肉体関係をせがまれた時。浮気や嫌われることを恐れ嫌々ながらも応じてるのは主導権が男性です。
ここで考えてみましょう。
肉体関係を断って、男性が女性の元から離れてしまったら?、単なる体目当てだったことになります。ということは、男性は女性の性格や価値観の部分である中身を見てません。視点を変えれば、女性がルックス以外の内面的な魅力をアピールできていない。このように想定されるのではないでしょうか。
この例に限らず、自分の価値を落とす相手からの一方的な要求を簡単に受け入れないこと。簡単に値引きできる商品やサービスって魅力を感じませんよね。
相手が“値引き”を伝えてきた来た時とは!自分の価値(メリット)を伝えきれていないということですよ。なので、“定価”で売るための価値を気付かせる、定価以上のプレミア価格として価値を高める作業が常に求められているのです。