美人で、性格が良くて、料理上手な女性
お笑いコンビ、どぶろっく(浅井企画)の「○○な女」。
こちらの歌ネタをご存知でしょうか。
女女女女 女女女 女女女女…
美人で性格も良くて料理もできる女は~
存在しない 存在しない
絶対いない いる訳がない
男性の理想とかけ離れた女性の現実を主に歌詞にしてまして、妙に頷ける内容が笑いを誘います。性別問わず、異性に求める大きな条件とは?
↓
① ルックス
② 性格
③ 仕事や家事スキル
などがあるかと思います。しかし、全てがパーフェクトって相手は出会いませんよね。
・ルックスがタイプで付き合ってみると、自信過剰で浮気性だった
・性格は優しくて温厚だが、頼りがいを感じない
・仕事のスキルは高いが、他のことには気が利かず無頓着
なんてことが往々にしてあるでしょう。
そんなことを思いながら、異性と長く付き合っていると、どちらかと言えば、自分が相手の長所と思っているより、短所に目が目立ちます。その不満が募ってストレスが蓄積するケースは多いですよ。人は、足りているものよりも、足りないものを補おうとする欲求が備わってますからね。恋人が居るのに、他の異性を「いいな」と思ってしまう。その異性と比べて恋人を蔑んでしまう。これは、恋人に対して粗探しをする「完璧主義」の傾向が影響しているのでしょう。
離婚や破局を繰り返してしまう人が口にすること。
「普通の結婚」
「普通の恋人」
こちらですが、そもそも人間は個性的な生き物ですからね。全てにおいて平均点を獲れる、「普通の人」って存在しないと思いますよ。
学校の5教科(英語、国語、数学、理科、社会)のテストの場合。
1教科のテストが100点満点です。全教科満点でも合計点500点、1教科で満点だったとしても、他の4教科の得点が低ければ、合計点(総合点や平均点)必然的に低くなります。
ここで、理想の異性に対し「普通」を諦め、ある特定の性質(能力)を重視する。その他を諦めるという選択をした場合。1教科(スキル)の得点は200点にも300点にもでき、上限100点の枠を越えて加算できます。4教科(スキル)の得点が低くても、1つの得意教科(長所)で合計点を増やせますよね。
恋人に限らず人に価値を見出だし、その人の自分なりの価値を高めていくポイント。これは、人に求める条件で重視する項目、諦める項目を決めることです。勿論、最低限の常識は、相手に短所を認め改善してもらう必要があるのですが、相手に対し「あれもこれも」では、求める恋愛や人間関係は手に入らないということです。