大切な会議中に「居眠り」、何と言って乗り切ります?
■ 職場でありがちな経験.01
重要な会議の打ち合わせで、うっかり居眠りをしてしまった。参加者から冷たい視線を自分へと向けられた時。アナタは、何と言って乗り切りますか?
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多くの方は、「いや、寝てませんよ…」と誤魔化そうとします。「すみません」と正直に謝罪したり、気の利いた言葉は言える方は少ないです。
■ 職場でありがちな経験.02
もし自分が警察官で、軽微な交通違反で違反切符を切ったとします。取り締まる側、違反した側が、どちらにも相手に敵対意識が働てしまうと思います。ピリピリさせたり、罰金の高さに落ち込んだり。自分の行動を否定された気分になり、気まずく重い沈黙が流れます。
こん時、場を和ませる気の利いた言葉を言えますか?
「苦しい」と感じて、その場を乗り切りたい意識が先行するのが一般的です。場を和ませたり、相手を思いやる余裕はありません。よって、気の利いた言葉も当然出てこないでしょう。
ちなみに、「現代ホスト界の帝王」と称されるROLAND氏の場合。
①のようにある企画会議で寝てしまった時。「寝てないです。まぶたの裏見てました」と言って場の空気を和ませたそうですよ。社会人となれば、自分・相手に対して心に余裕のない状態が続きます。余裕の無さからユーモアの質も低くならざるを得ませんよね。ですが!人を不愉快な気持ちにさせたり、人から否定された時こそ、心の余裕が必要です。
「自分は本当に小さい人間だな」
と落ち込んだり、自信を無くすことは悪くないと思うのです。自分について「まだまだ」と思ったならば、次に同じ場面に直面しても、理想とする対応ができるよう心構えをする。「切り替えし」のスキルを向上させることが必要です。
人生は長いですからね。
人へと敵対意識が働いたり、自信を失いそうになる場面って出くわします。そういった時、落ち込んで下を向くのではなく、「もっと自分は良くなれる」。こう思って上を向いくことが、言動や人間関係を改善させるポイントでしょう。
【補足】
恋愛・浮気をしていれば、「切り返し」のシーンが出てきます。
ここを自然に流せると喧嘩にはならない。言葉を詰まらせると、不信感・疑いが強くなり、空気も悪くなりますからね。これは自己保全ではなく、恋人が嫌な思いをしない為にも求められるスキルです。正直に答えれば良いのか…ではなく。表現を変えるだけで、同じ意味でも印象って大きく違うのです。