会話の中に相手を“誘導”するヒントがあります
・情報収集
・共感
・好意の伝達
・親交を深める
・コミュニケーションの円滑化
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上記は、会話を「聞こう」とするメリットです。そもそも人と会話する最終的な目的って何だと考えていますでしょう?。好きな人と話したい、知りたい、仲良くなりたい、と端的な動機の方も少なくありません。ですが、そういった動機の方はですね。良い意味で、欲が少ない。悪い意味で、目的意識が低い、となります。
人が人と関わる究極の目的。
これは異性に限らず、家族や友人、仕事でも共通する部分があると思います。答えは、「自分の思い通り・意図した通りに動いてもらう」こと。恋愛関係の場合。
「もっと一緒にいて欲しい」
「結婚して欲しい」
夫婦関係の場合。
「充実した夫婦生活を送りたい」
「家事を頑張って欲しい」
「お金を稼いで欲しい」
「家族との時間を作って欲しい」など。
そんな時、恋人への欲求を叶えるヒントは会話の中にある。この意識により叶えられる可能性が大幅にアップするケースがあるのです。
● 事例
結婚したい女性、結婚したくない男性の場合。
女性は、男性の興味のあることに焦点を当てた話をしようとします。男性は、夢の実現や貯金、読書に興味を持っていたとします。
女性は、直接的に「結婚」の話をするのよりも間接的にする。「同棲→結婚」、と展開するほうが、男性は結婚に興味を持ちやすくなります。
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・夢の実現をサポートしたい
・一緒に生活すれば光熱水費や食費が節約できる
・本棚を共有すれば、より多くの本に触れることができる
● 事例
夫が妻へとストレスを感じている。その原因は「家事」をもう少し頑張って欲しいと思っている。妻が興味のある話題から入ること。そこから具体的な家事の改善案へと移行すれば、衝突するリスクを抑えられます。
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・妻の好きな料理の話
・ストレスを減らす収納や洗濯、整理整頓のコツの話
・美容や健康に普段の生活習慣が大事な話
① 共感:相手が興味ある話をする
② 誘導:相手の興味を自分の意図したものに変える
③ 重複:相手の興味の幅を広げる
この3ステップを人を動かすヒントにしてみては如何でしょうか。