自己主張する力は提案力・説得力・演出から作られる
① 食事の店選び
男性「お食事はどういった感じがお好きですか?」
女性「チーズやハムを食べながらワインですかね」
男性「僕もチーズとワイン好きなんです!」
女性「本当!気が合いますね」
② 目的地選び
男性「アクセス良くて、て行ってみたい街はありますか?」
女性「三宮あたりが助かりますし、行きたい店もあります」
男性「僕も同じことを考えていたんですよ」
女性「お互いの都合があってよかったです」
③ 席選び
店員「喫煙席ですか?禁煙席ですか?」
男性「タバコ吸われますか?」
女性「はい」
男性「では、喫煙席で」
④ 席での会話
女性「将来は美容関係の仕事をやってみたいの」
男性「僕もちょうど美容に興味があります」
女性「奇遇ですね!」
これらの会話が展開された後に、男性がいかに該当するとします。
↓
・チーズとワインが苦手
・大阪南部在住で神戸・三宮はアクセスが悪い
・非喫煙者でタバコ嫌い
・美容に興味がない
女性は「私に合わせてくれたんだ」と嬉しい感情もありますが…
本音は「自分の意見を言ってよね」ともどかしさが出てきます。
その後の展開も含めて考えた場合。
男性にとって冒頭の会話が、プラス・マイナスのどちらに働くでしょう?これは、男性を尻に敷くタイプの女性ない限りは”マイナス”に働きますよね。意見を主張できない、相手が自分に合わすように誘導できない。何でも言いなりになるデメリットは以下です。
↓
・恋愛の主導権を握れない(常に受け身)
・話を合わせようと嘘を付いてしまい、嘘がバレる
・頼りがいがない
・話が薄っぺらで退屈、好奇心が沸かない
自己主張や意見、考えがないとインパクトがなく相手の印象にも残りにくいですよね。では、闇雲に自己主張すればよいのか?これも違うでしょう。会話のキャッチボールのように、意見や価値観にも双方向のコミュニケーションが理想です。
例えば、冒頭のケースは、相手女性に無理に合わせないこと。
↓
・自分の興味あることを、相手が興味を持つにように伝える会話力
・意見を擦り合わせていく交渉力(説得力)
・譲歩し、相手にも譲歩してもらう提案力
・リーダーシップ、自信ある態度
・サプライズや演出(相手の期待を上回る)
・傾聴力
会話では、相手に合わせる部分と、合わせない部分を使い分けること。この意識により、自分のプラスイメージを高めることができますよ。