自分や恋人を“大きく”成長させるために
自分や他人に不満がある時。
早く解決したい、状況をよくしたい、とは誰もが思うことです。自分も他人も含め、不満が不満でなくなること、人の価値観や技術、身体能力が肯定的に変化することを「成長」と言うのでしょう。
人も自然界、そして生物の1員とするならば、生物界の成長の原則が当てはまります。例えば、人の身長の伸びを考えますと、思春期を迎えると急激に伸び、その後は伸びがピタッと止まるという法則です。それと関連して起こるのが、性成熟と脳の成長。
多くの人は、早く思春期を迎え、早く大人に近付くほうが良いと考えています。ですが、思春期が早く訪れるのは、実は本能的に成長を焦っているサインという説があります。
睡眠不足、
栄養の偏り、
運動不足、
両親の喧嘩
喧嘩や闘争する環境に身を置くことによるストレス過多など。早く成熟して大人になり、子孫を残さないといけない、と脳が判断しているそうです。
統計的に思春期と身長の伸びを検証した場合。
早く思春期を迎えたら最終身長は低め、遅く思春期を迎えたら最終身長は高めにという法則があります。
この辺りから考えられること。自分の健康や成長のために、不足するものが多くなり、置かれている環境が厳しくなればなるほど、目に見える成果も、心身の成長も焦ってしまう傾向があるということ。
ですが、そうやって焦って“結果”を求めたところで、成長に必要な資源や時間が足りていないので、伸びは必然的に小さくなるでしょう。もし、自分や他人に不満が浮上し、成長が求められる時。どうすれば成長の伸び幅を広げられるのか?ここを考えられるかどうかで、得られる結果も大きく変わってくると思います。
● 成長のために必要なもの
・十分な睡眠時間
・頭と体の栄養
・体力、健康な身体
・焦らない(焦らせない)環境、努力のための十分な時間
これらが思い当たるのではないでしょうか。自分を含め人を“大きく”成長させたい!と願うのでしたら。生物界の成長の原則を思い出してみましょう。