寂しさを求められる存在とは
コロナ(武漢ウイルス)による行動自粛の影響。
これにより、出張や宅配、Zoomなどオンラインサービスが活況のようですね。ビジネスでの競争は、価格や品質面の保証は勿論。速さ場所を競う新たな局面に入ったと言ってもよいと思います。
恋愛でも、スマホアプリのビデオ無料通話機能により変化しています。いつどこにいても恋人に“会える”ようになりました。その手軽さ故に…毎晩のように離れて暮らす恋人と会話されるカップルも多いです。寝る前に好きな人の声が聞ければ満足という方。近くに居てくれないと寂しいという方、と人によって違います。
スマホアプリの無料通話機能が普及する前はですね。遠方恋愛だと…恋人の声を聞く手段が通話料のかかる電話であり、頻繁な通話や長電話は難しかったです。今は、いつでも無料で声が聞けますし、ビデオ通話にて表情も伺えます。
また、恋人が居ない方の場合。
出会い系アプリにより、寂しい思いをしている異性と繋がることが容易となりました。男性から出会いを求められることが多い20歳~30歳だと、全国から多くの職種や年代の男性と即座に出会えることが可能です。
ですが!
いつでも繋がれる環境で「寂しさ」の問題は解決できているのか?
ある30代女性の話を1つご紹介しますね。
いつでも通話できる男性が常に周りに居て、「来て欲しい」と言えば直ぐに駆け付ける男性が居る。だけど…連日連夜で男性セラピストによる”出張リラクゼーションサービス”を利用している。1時間コースですが、特に体の凝りが酷いわけでもない。施術を始めて10分ほどで女性はいつも夢の中へ行ってしまう。男性セラピストは、寝てしまった女性をうつ伏せから仰向けにし、布団をかけ、玄関の施錠をして、女性(お客様)を起こさないようにそっと帰るそうです。
毎日自分が繋がりたい異性と繋がれる、会える環境にあったとしても、心の「寂しさ」が埋められないケースがあります。それは、恋人と2人の時に相手が寝てしまい、1人眠れない夜を過ごすこと。肉体関係になったけど、事後に素っ気なくされること。妻帯者の男性に言い寄られている時も、心のどこかに「寂しさ」を感じていると思います。
常に恋人の「寂しさ」の要求に応えることは難しいでしょう。ただ、人や状況によりますが、週に1回~2回は応えれるシーンがあると思います。
ポイントはですね。
「いつも」ではなく、恋人の「寂しさ」に応えられる存在であると認められていること。「寂しさ」の矢印を自分に向けておくこと、これが常に求められるための条件となるでしょう。