「飴ちゃんあげる」の次にすべきこと
「人から好かれたい」
恋人や片想いの異性に限らず、ビジネス・友人関係においてが望むことですよね。相手に気に入られ面会時間を長くしたり、初対面の印象をUPさせるテクニックの1つ。大阪の年配女性が使う「飴ちゃんあげる」があります。こんなプレゼントが効果的なのは、多くの方が実感されていると思います。
こういった効果を心理学では「キャンディ効果」と言います。多くの人が簡単に実践できるテクニックです。
では、対人関係において、飴玉やドリンク・軽食、小物など。プレゼントによって2回目・3回目とリピートした面会に繋げられるのか?これは疑問が残ります。
例えば、1回目に会った時、飴玉をくれた。2回目に会った時も飴玉をくれた。でも、それって他の人にも飴玉をあげているよね。となれば…「あの人は誰にでも飴玉をあげているのでは」となります。自分だけが特別扱いされてない。としてネガ印象が強くなるのです。
また、“飴玉”を口実に次の面会に繋げることは難しいですよね。1回目の面会で「広く浅く」対人関係に効果的な飴玉で距離を1歩近付けた場合。2回目以降では「狭く深く」に向けた対策が必要です。
そして、この次にするべき対策とは?相手が抱えている固有の問題解決に関するものや情報になってきます。
● デート、プレゼントの口実
・娯楽:美味しい店、遊びたい
・苦痛:生活や健康を改善したい
・共有:愚痴を言える相手、意見交換をしたい
そして、具体的な面会に繋げる方法
・専門的な知識・提案を教えて欲しい
・相手のためになるから提供したい
人との距離を示す1つの指標として、個人情報があげられます。
↓
相手のことを知っているか(know)
相手に有益を提供できるか(how)
このことを踏まえて「キャンディ効果」を実線してください。もっと効果的に活用できると思いますよ。