恋人に「倍返し」するとどうなるか?

 勝てる恋愛テク

「やられたらやり返す、倍返しだ!」
ドラマ『半沢直樹』の続編がTBS日曜劇場で放送されるそうですね。銀行マンの堺雅人さん演じる半沢直樹。銀行内の不正に立ち向かいながら、理不尽な要求を突き付ける相手に「倍返し」するストーリー。仕事で「言いたいことが言えない」そんな会社員に支持され、前回放送では大きな反響を呼びました。

『半沢直樹』はフィクションですが…ドラマではなく現実の会社・人間関係で「倍返し」すればどうなる?

自分が「ギャフン」と言わされ、悔しいからまた相手を「ギャフン」と言わせた。悔しいけど報復が怖いので泣き寝入り。争うより我慢してストレスを溜める、2通りに分かれると思います。

クレーマーとクレーム処理係のやり取りに近いものがあります。

クレーマーの場合。
相手から自分が傷付けられた、不利益を被られた、と強く思います。クレーム処理係に「倍返し」へと、怒りをぶつけて気持ちをスッキリさせる。

一方、不利益を被ったが、クレーマーにならない人はどうなのか?人間性に優れていて寛容なのか…そうとは言い切れません。ただ、その商品やサービスを利用しない、距離を置く「泣き寝入り」の選択になります。

日本では新入社員の3年以内の離職率が約3割と言われています。
「会社の方針、体質が合わないのがストレス」
「役員や上司に言いたいことが言えない」
「言ったところでわかってもらえない」
このような泣き寝入り型の退職も含まれていると思いますよ。

こうした「倍返し・泣き寝入り」の根本的な原因を考えてみましょう。多くは悔しさ、憎らしさ、腹立たしさ、などの怒りの感情が由来していますよね。つまり怒りの感情が沸き起こった際、反撃or我慢の選択で人の心は揺れます。反撃して気分がスッキリすればよいですが…我慢して溜め込んでしまうと、爆発して相手や他人に激しく当たってしまう。ストレスから解放されるため相手の元を去る(絶縁)といった突拍子もない行動に出てます。

何でも気に障ることがあれば、「相手に言えばよい」と思っている方。その言葉で相手を傷付けたり、怒りを買ったりしてませんか?逆に、相手に言われっぱなしで泣き寝入りの方もいらっしゃると思います。ですが、末永くその相手と関係を続けるのであれば。「言う」をセーブし、「言われる」を避ける取り組みが最善ですよ。

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