相手の動揺を誘い、自分の要求を呑ませる
学生時代のテスト中にわからない問題に遭遇した。
焦ってしまい、平凡なミスにより問題を解く時間配分が狂った。
普段なら簡単にで解ける問題も、焦ったことで間違えてしまった経験。
大人になってからは…
↓
① LINE
・アイコンや履歴から浮気を疑われてしまった。
・焦って嘘をつき、その嘘の発覚を恐れて別の嘘をつく。
・自分をどんどん不利にしてしまう
② 恋人との喧嘩
・彼女と喧嘩したら泣き出した。
・焦って宥めようと、彼女の言い分を全部聞いてしまう。
・自分をどんどん不利にしてしまう。
③ 暴言・DV
・彼氏と喧嘩したら暴言が恐い。
・大きな声で怒られると焦ってしまい、彼氏の言う通りにしてしまう。
・自分をどんどん不利にしてしまう。
これらに心当たりありませんか?
共通するのはですね。
ミスから始まって、そのミスによる心の動揺からさらなるミス(衝動的行動)で、
自分を更に不利にしてしまっていることです。
1回目のミスにより、平常時はしないケアレスミス(判断ミス)が引き起こされています。
いい意味でも、悪い意味でも、人は心が動揺した場合。
普段では考えられない判断ミスするのです。
1回目のミスにより動揺して、ミスを再発させない為には?
↓
・失敗した
・失敗による動揺
・自分を俯瞰して「心」を落ち着ける
・再スタート
この流れが望ましいですよね。ミスによる判断ミスの連鎖は、対人関係で利用できるケースもあります。例えばですね。相手がミスをしてしまった時。これは動揺しているので、普段できない要求を呑ませるチャンスです。
● 事例
・生活習慣:風邪で体調を崩した→不健康な生活を改めさせる
・貯金預金:パチンコ+多重債務→倹約な生活を勧める
・浮気不倫:浮気発覚で落ち込む→異性関係を整理させる
・整理整頓:財布や鍵を無くした→整理整頓の習慣をつけさせる
ミスして困った時ほど相手の心は揺れ動いていますよね。なので、自分の意図する方向に転がしやすいのです。「洗脳・誘導」として新しい価値観を植え付けやすいことがあります。
逆に言うと!
平常時は相手の心を意図する方向に転がすのが難しいのです。よってミスを誘発させ、動揺させる、そんな取組みが効果的となります。
頭が固い、言うことを聞かない、マイペースなど。固着した人を動かすポイントの1つに「心の動揺」があります。その際、自分が動揺してたら冷静な判断ができません。自身の心を落ち着けて、相手を動揺させる、動揺したタイミングを狙うこと。これが「洗脳」の1つです。