相手に“押させて”恋愛の駆け引きをリードする
・毎日のように連絡が来ていたのに連絡がパッタリ途絶えた
・合コンで連絡先を聞かれたけど、相手から連絡がない
・お喋り好きな人が物静かだった
・いつもニコニコしている人が今日は真剣な顔をしていた
こんな状況に遭遇した時。
いつもと違うので不安を覚えたり、「あれっ、おかしいな」と感じますよね。
相手から自分へと向いていた気持ちの矢印が自分に向かなくなった時。
「どうしてだろう」
こうやって自分の気持ちが相手に向いてしまいます。相手から押されたら自分が引いて、相手が引いたら自分が押したくなる。ここが恋愛上の駆け引きではないでしょうか。大切なのは、「押す・引く」の判断ではありません。最初に相手から自分へと、引いてるのか?、押してるのか?を見極めることです。
↓
● 相手が引いているケース
自分の対応:押す→引く→押す
● 相手が押しているケース
自分の対応:引く→押す
こんな対応が最善とされています。
どちにのケースでも最後は「押す」ですが…
↓
・デートしたい
・交際したい
・結婚したい
・自分の目標達成をサポートして欲しい、など
人間関係で相手に求める自分の“ゴール”がありますよね。この“ゴール”に辿り着くために必然的にそうならざるを得ないと思います。注意点は「押す」行為が、相手に「押している」と悟られこと。
4つの会話例をみてみましょう。
※事例①②は男性が女性を、③④は女性が男性を押したいケース。
① 男性が女性を口説きたい(遊びの誘い)
男性「週末は何してるの?」
女性「う~ん、暇してるかな~」
男性「僕は自宅でたこ焼きでもしようかな、って思ってる」
女性「いいね!たこ焼き食べたい」
男性「一緒にする?」
女性「行く行く♪」
② 男性を女性を口説きたい(告白)
男性「僕らは本当に気が合うね」
女性「そうだね」
男性「でも、もっと親しくなりたいし君のこと知りたいな~って思う」
女性「どういう意味?はっきり言って」
男性「内緒、言わない(笑)」
女性「あたしは、ずっと一緒にいたいと思うよ」
③ 女性が男性を口説きたい(プロポーズ)
女性「もう付き合って3年だね」
男性「そんなに一緒にいるのか」
女性「この先、私たちどうなって行くんだろうね」
男性「ずっと関係が続けば、結婚もあるだろうね」
女性「ふ~ん、結婚したいって言うならしてあげてもいいよ(笑)」
男性「じゃあ、お願いしちゃおうかな」
④ 女性が男性を口説きたい(サポート)
妻「週末は仕事休みで家にいるんでしょ?」
夫「うん」
妻「何してるの?」
夫「何しようかな~?」
妻「最近、仕事で帰りが遅いから子供との時間が少ないよね」
夫「確かにそうかもね、子供とドライブでも行ってくる」
【説明】
4つの会話例をみますと、「押す」のではなく相手に「押させる」ために背中を押してます。押す→引く→(相手の背中を押して)押させる。自分が意図した通りに相手に「押させる」こと。これが恋愛で「主導権」を気付かれずに持ってリードする方法となります。